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図書館から生まれた10人のイケメンキャラ「NDC男子」とは

図書館から生まれた10人のイケメンキャラ「NDC男子」とは

図書館で本を探す際に欠かせない「NDC(日本十進分類法)」を、イケメンキャラクターを通して楽しく知ってもらおうという取り組みが話題になっています。9月18日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、徳島県吉野川市の鴨島図書館スタッフで、「NDC男子」の原作者・イラストレーター・えんさんである井上詩苑さんが出演。図書館の本を分類する仕組みをキャラクター化した「NDC男子」が生まれたきっかけや、キャラクターに込めた思いについて語りました。聞き手は天野なな実と竹地祐治アナウンサーです。(画像はイメージです/写真AC)

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NDC男子

約6年前に開館した吉野川市鴨島町の中心部にある鴨島図書館は、複合施設「市民プラザ」の3階にあり、駅から徒歩で訪れることができます。
現在の蔵書はおよそ8万4000冊。読書や調べ物、学習の場として地域の人たちに利用されており、学習席も設けられていることから、学生を中心に勉強に訪れる人も多いということです。

そんな鴨島図書館で話題になっているのが「NDC男子」。
NDCとは日本の多くの図書館で使われている本の分類方法です。本の内容に応じて「0類」から「9類」までの10の分類に分け、それぞれの分類ごとに本が並べられています。
分類を覚えておけば、読みたい本が図書館のどこにあるのかを探す際にも役立ちます。

「NDC男子」は、このNDCの10の分類を、それぞれ個性のあるキャラクターとして表現したものです。

誕生のきかっけ

NDC男子を作ったきっかけについて、井上さんは中高生の活字離れを挙げました。
鴨島図書館では中高生向けのコーナーを担当し、本を選んだり、ポップを作ったりしているという井上さん。普段から、もっと多くの子どもたちに本を読んでもらいたい、そして小説だけでなく、さまざまなジャンルの本に興味を持ってもらいたいと考えていました。

井上さん「いつも何かきっかけがあったら、もっと本を読んでもらえるのになって思っておりまして。そこで、キャラクターを作ったらもっと興味持ってもらえるかもと考えて、図書館の分類に注目したんですね」

NDCに改めて目を向けると、それぞれの分類には異なる個性があることに気づいたといいます。その個性をキャラクターとして表現していくうちに、10人の「NDC男子」が誕生しました。

分類ごとに個性を表現

NDC男子は、10の分類それぞれの特徴をキャラクターの姿や雰囲気に反映させています。 例えば「1類」は哲学や宗教の分類で、心理学や占いに関する本も含まれます。そこで1類のキャラクターには魔法使いのようなマントを羽織らせ、神秘的な雰囲気を持たせました。

NDC男子を知った人からは、「図書館の分類を楽しく覚えられそう」「図書館に興味を持つきっかけになった」といった声が寄せられているということです。

これまでには、NDC男子を使った謎解きゲームのような企画や読書イベント、SNSでの発信などにも登場しました。
キャラクターを入り口にすることで、図書館や本をこれまでより身近に感じてもらうことを目指しています。

今後は出張も視野に

今後について井上さんは、NDC男子を活用しながら、地域の魅力や文化と本を結びつける活動にも取り組みたいと話しました。

井上さん「図書館って地域の皆さんの夢や悩み、そして知りたいっていう気持ちに寄り添う場所だと思っています」

訪れた人にぴったりの本との出会いを手助けするため、「出張NDC男子」のような企画を通じて、地域の魅力や文化と、それに関連する本が図書館のどの分類にあるのかを紹介していきたいと話しました。

NDC男子は、井上さんが図書館スタッフとしての仕事とは別に、個人の活動として制作しているものです。
竹地は全国の図書館で共通して使われているNDCをキャラクター化することで、鴨島図書館だけでなく、全国の図書館に足を運ぶきっかけにもなり得るのではないかとの期待も語られました。

本を探すための「分類」という、一見すると少し難しそうな仕組みを、親しみやすいキャラクターに変えたNDC男子。キャラクターとの出会いをきっかけに、知らなかったジャンルの本を手に取ったり、図書館を訪れたりする人が増えれば、新しい読書との出会いにもつながりそうです。
(ランチョンマット先輩) 
 

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