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異常な暑さによる死者は数千人。ヨーロッパの熱波被害が深刻に

異常な暑さによる死者は数千人。ヨーロッパの熱波被害が深刻に

過ごしやすい日が続いていた日本の6月。逆にヨーロッパでは記録的な猛暑が続き、暑さに関連する深刻な被害が出ています。7月8日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、つボイノリオと小高直子アナウンサーが、ヨーロッパの熱波被害について解説します。

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20年ぶりに涼しい日本と違い・・・

ここ数年に比べ、6月はわりと過ごしやすい気温の日が続いていました。

小高「湿気はありますけどね。梅雨らしい雨で、熱帯夜もほぼ観測されず、20年ぶりという。涼しい夏のスタートって感じでしたよね」

つボイ「本当にね。ヨーロッパでは被害がえらい出てて」

小高「日本はわりと涼しい。いまヨーロッパは大変」

報道されているとおり、熱波による深刻な被害が出ているヨーロッパ。
極端な暑さに関連する超過死亡は6月22日からの1週間だけで、フランス・ベルギー・オランダの3カ国で合計3700人以上と報告されています。
また、スペインでも1000人以上の死亡が報告されています。

つボイ「えらい数ですよ。ドイツやイタリアなどの被害もあると考えますと、恐ろしい数字ですよね。いったい何が起こっているのか?」

「エアコン要らず」だったヨーロッパ

5月に観測史上最大級の熱波が西ヨーロッパを襲い、最高気温記録を次々と更新。
6月末には、サハラ砂漠から強烈な熱風を閉じ込める高気圧がユーラシア大陸西部の上空に居座り、イギリスや中央ヨーロッパに拡大。
さらにバルカン半島にも被害が拡大しています。

小高「気温45℃という日も」

つボイ「ちょっと待ってよ、45℃?体温よりはるかに高い!」

小高「日本の暑さも負けんで、と思ってましたが」

専門機関の分析によると、仮に同じ大気の流れが起きたとしても、50年前であれば気温はここまで高くならなかったそうです。
人間活動による温室効果ガスの排出により、地球全体のベースの気温が高くなっていることが被害拡大の原因とされています。

小高「昔と違うとこだよ、と」

つボイ「ドイツやフランスに1回だけ行ったことあるんですけど、エアコンは普及してなかった。今まで要らなかった、あの辺りはね」

国際エネルギー機関などのデータによると、ヨーロッパ全体のエアコンの普及率は20%。
比較的多いのは、南部のイタリアやスペインで40%。フランスでは20-25%、ドイツでは3%です。

つボイ「ほとんど見なかったもん。ドイツの街で」

北欧諸国はほぼゼロ%。一方、日本やアメリカは90%で、ほとんどの世帯に備わっています。

7月以降も続く暑さは戦争地域にも拡大

小高「それにしても、エアコンないと住めないという。45℃はちょっと難しいですよね」

つボイ「どちらかというと、寒さ対策が重要なイメージ」

基本的に涼しいヨーロッパの気候。
風が通りやすい木造家屋が主な日本と違い、気密性の高い家が多いヨーロッパの家。
他にも環境意識が高く、電気代が高いことや、景観を重視していることも背景にあるようです。

つボイ「いろいろ重なってますね」

ヨーロッパの異常な暑さは7月、8月も続くと予測されています。
現在戦争中のウクライナやロシアにも及ぶようです。

小高「気象の災害といっていいかもしれない」

つボイ「戦争している場合じゃないんですよ!」

同じ地球上の出来事だけに、対岸の火事ではなく、日本にも起こりかねない異常気象。
地球温暖化のもたらす影響をここで食い止めなければいけない、と呼びかける小高でした。
(nachtm)
 

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