自転車の青切符制度開始!交付が一番多い都道府県はどこ?
4月から交通違反に反則金を科す青切符制度が、自転車の利用者にも適用されるようになりました。全国の警察が4月1日の導入以降、少なくとも計842件の青切符を交付したことが読売新聞のまとめでわかりました。5月9日放送『北野誠のズバリサタデー』(CBCラジオ)では、あらためて自転車の青切符制度導入の現状について、角田龍平弁護士が解説しました。聞き手はパーソナリティの北野誠と加藤由香アナウンサーです。
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一時不停止やながらスマホなどの違反が多く、警察官が違反を是正する指導・警告は2万1千900件あまりにのぼったとのこと。
各地の警察には交通ルールに関する問い合わせが相次いでいて、制度の浸透も課題として浮かび上がったとのことです。
青切符の交付件数は都道府県によってバラツキがあり、最多はなぜか愛知県の135件、次いで大阪府の125件、埼玉県の104件、京都府の99件と続き、9県では0件とのこと。
なお、人口の多い東京都は無回答のため、実際の件数は不明のようです。
「地域によって啓発の意味で熱心に取り組んでいるところもあるのかな」と語る角田弁護士。
小学生以下、70歳以上は歩道OK
違反があるとすぐに青切符が切られるわけではなく、ながらスマホなど特に危険な違反を除いては、原則として警察官の指導・警告に従わない場合に交付されるのだそう。
交付件数は全国の指導・警告件数の4%程度に留まっていて、多くの場合は現場の警察官が指導、注意をして是正されているようです。
違反者はながらスマホや信号無視は明らかに悪いとわかっているのでしょうか?「自転車の交通違反対象になるのかどうか判断するのは難しい」と角田弁護士。
角田「車道を走らなアカンけれども、京都の街中やったら歩道のほうが安全やんって」
北野「道路で車がハザードを出して停まってて、(そこの横を通る際)ひとり乗せた親の自転車(と並走して)小学生の自転車が右へふくらむのって、後ろから運転してる人もすごい怖い。こどもさんは歩道を走らしときいなって」
ちなみに13歳未満(小学生以下)のこどもだけではなく、70歳以上の高齢者も歩道走行が認められていますので、ここは覚えておいたほうが良さそうです。
青切符詐欺がもう発生
一方で青切符にまつわる詐欺が現れているため、注意が必要です。
4日付の読売新聞の記事によれば、栃木県の男子高校生がイヤホンをつけて自転車を運転していたところ、警察官のような格好をした男から停止するよう呼びかけられ、「両耳にイヤホンをして逆走しているので青切符です。罰金6千円を払ってください」と言われ、払ったら「行っていいよ」と言われたとのこと。
まず覚えておきたいのが、その場ですぐ現金で払うということはあり得ません。
反則金は後で金融機関へ出向いて振り込みを行なうことになっています。
また、青切符は16歳以上にしか適用されないため、小中学生が罰金を払うこともありません。
別の詐欺では、中学生が「本来なら6千円だが、今払えば千円で良い」と言われたケースもあるそう。もちろんそんな割引制度もありません。
制度が定着する前が詐欺の狙い目となってしまいますので、十分注意しなければなりません。
(岡本)
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