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純金の「風神雷神図屏風」が返礼品に!三田市のふるさと納税新展開

純金の「風神雷神図屏風」が返礼品に!三田市のふるさと納税新展開

兵庫県三田市が、ふるさと納税の返礼品として純金製の「風神雷神図屏風」を新たに発表しました。昨年話題となった純金トランプから1年3ヶ月、芸術性と資産価値を兼ね備えた新商品の登場です。9月11日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、三田市総合政策部 公民連携推進課のイチムラさんに、純金の風神雷神図屏風の詳細と純金返礼品の好調な実績について伺いました。

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話題を呼んだ「純金トランプ」

昨年6月、この番組で取り上げた「純金トランプ」は、寄付額777万円という高額商品でしたが、2点の申し込みがありました。

さらに純金の名刺やカレンダー、しおりなどの関連商品も好調で、純金カード関連商品は合計185点もの申し込みがあり、寄付額の総額は3000万円を超える結果となっています。

金の価値は急激に上昇しており、昨年12月頃は1グラムあたり1万3000円程度だった金相場が、この夏には1万6000円、この日の朝には1万8500円まで上昇していました。

この金相場の高騰により、純金トランプの寄付額は縁起を担いだ777万円から、9が4つ並ぶ「フォーナイン」の999万9000円へと改定されました。

売れすぎてびっくり?

今年、新たに登場したのが、純金製の風神雷神図屏風です。大きさは12.5センチ×18.2センチで、名刺4枚分程度のサイズ。純金5グラムを使用し、寄付額は「ゴーゴーゴー」の55万5000円に設定されています。

今回は多くの人に芸術的な雰囲気を味わってもらえるよう、取引先との交渉を重ねて特別価格での提供を実現したといいます。

風神雷神図屏風を選んだのは、まず金屏風との相性の良さから。さらに調べてみると、風神は風を操り作物の成長を助け、雷神は雷とともに恵みの雨を降らすという「五穀豊穣」の象徴でもあり、三田市の米づくりにもぴったりのモチーフだったといいます。

8月上旬にひっそりと発売を開始したところ、8月に2点、9月に入って4点と、合計6点もの申し込みがあったそうです。「売れすぎてびっくりした」と市村さん。

商品は木製のガラスフレームに入れて届けられ、芸術的な置物としても映える仕上がりとのことです。

次は「純金ダムカード」

市村さんは「2匹目、3匹目のどじょうを探している」と話し、今後は富士山関係など、和風のモチーフが金製品に合うのではないかと新商品のアイデアを温めています。

さらに、間もなく発売予定なのが、最近人気の「ダムカード」の純金版。三田市の青野ダムのダムカードを金で作るもので、9万8000円で今週か来週には出品予定とのことです。

もし青野ダムのダムカードが人気になれば、全国のダムカードを純金で作りたいという考えもあるそうです。

金相場の高騰という追い風を受けながら、芸術性と資産価値を兼ね備えた純金返礼品で話題を呼ぶ三田市。今後もユニークな返礼品が登場しそうです。
(minto)
 

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