横浜FCにドロー、G大阪に敗戦…名古屋グランパス、残留確定は遠く
現在J1残留が確定していない名古屋グランパス。下位の動向にも左右されるため、早く勝利を挙げて残留を確定させたいところです。10月24日放送のCBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』では、J1第34節・横浜FC戦を観戦した城所あゆねが試合の模様を振り返りました。
関連リンク
この記事をradiko(ラジコ)で聴く天候を懸念
18日、アウェイのニッパツ三ツ沢球技場で行われたJ1第34節・横浜FC戦は、2-2の引き分け。現地観戦した城所には、試合前から気になっていたことがあったようです。
それは、当日は雨予報だったこと。
城所「ニッパツ三ツ沢球技場のゴール裏は屋根がないから、天気が悪いだけで観戦の気分も変わってくる。雨が降ったらレインコート等で対策していても大変なのよ。でも晴れた」
アウェイゴール裏に屋根がないスタジアムは他にもあり、J1の中で代表的なところではセレッソ大阪のホーム・ヨドコウ桜スタジアムや清水エスパルスのIAIスタジアム日本平なども該当。
雨は体力も奪われるため、できれば好天と程よい気温でコンディションをキープしたいもの。
結果的に好天に恵まれ「私はやっぱり晴れ女!」とアピールするも、勝利の女神にはなれず悔しさをにじませました。
ゴール取り消しのち、先制されて負傷交代も
試合は前半4分、FW木村 勇大選手のゴールが決まったかと思いきや、長いVAR判定の結果取り消しに。その後も推し込みますが、逆に前半20分に横浜FCのFW櫻川 ソロモン選手に先制点を許してしまいます。
城所「前半、相手に許した唯一のシュートで得点されたイメージですね。ワンチャン決められたって感じでした」
さらに悪いことに、前半終了間際にFWマテウス カストロ選手が負傷交代。担架で運び出されたことからも、重症であることが予想されます。
ケガから復帰したばかりだっただけに、再度のケガは無念。前半はこのまま0-1で折り返しました。
残留争いの恐ろしさ
後半28分、MF稲垣祥選手がPKを決めて追いつき、さらに後半35分にはDF佐藤瑶大選手が押し込んで逆転に成功します。
ゴールが決まった瞬間サポーターの方へ駆け寄ってきた佐藤選手に「チーム愛を感じる」と城所。
しかし、試合はこのまま終わりません。
グランパス同様に勝ち点が欲しい横浜FCは、後半49分に伊藤槙人選手が同点弾を決め、そのまま2-2でタイムアップとなりました。
「最後の最後に追いつかれて勝ち点2を失った気分ですが、降格圏のチームと勝ち点差が縮まらなかったのでベストではないものの、良かったと思います」(Aさん)
城所「そう、勝ち点1は取れたけど、2を失ったという言わざるを得ないくらい悔しかった、現地で応援組としては」
マテウス選手も心配ですが、24日にはMF内田 宅哉選手が腰椎分離症であるとグランパスからアナウンスがありました。
腰椎分離症から腰椎分離すべり症へと悪化したことのあるリスナーからは、「悪化すると一生影響が出ることもあるから何とか分離症で留まってほしい」と言う声も。
そして25日、ホーム豊田スタジアムで開催されたJ1第35節・ガンバ大阪戦は0-2で敗戦。
勝ち点40のままで、またしても残留確定はならず。次回の放送でも城所が現地観戦レポートを届けます。
(葉月智世)
番組紹介
読んで聴く、新しい習慣。番組内容を編集した記事からラジオ番組を聴いていただける”RadiChubu”。名古屋を拠点とするCBCラジオの番組と連動した、中部地方ならではの記事を配信する情報サイトです。


