平成レトロなカラオケ映像風?「スーパーほめソング」のMV構想に大興奮

CBCラジオ『しろくじちゃんとアホロートルが寝る前にほめるラジオ』は、シロナガスクジラのゆるキャラ・しろくじちゃんと、お笑いコンビ・アホロートルの林廉と安田遥香が、リスナーを褒めて癒すヒーリング番組です。9月8日の放送では、リスナーから「スーパーほめソング」のミュージックビデオを作ってほしいという要望が寄せられ、平成レトロなカラオケ映像風のMV構想で大盛り上がりとなりました。
関連リンク
この記事をradiko(ラジコ)で聴く忘れていたMV
リスナーから「スーパーほめソングのミュージックビデオがあったらいいのになと思います。リスナーさんでそういう系が得意な方いらっしゃいましたら作ってほしいです」という投稿が寄せられました。
ここで一同は、曲を作って満足してしまっていたことに気づきます。しろくじちゃんが思いついたのは、昔カラオケでよく流れていた謎の映像のような「平成レトロ」風MVでした。
しろくじちゃん「すごいデートの準備とかしだして。お洋服何着もあてて、山積みになって『迷っちゃう~』みたいな感じでデート行くみたいなやつ」
安田「あるわー!」
林「あれと、薄暗い東京を男が走り回るのの2本で」
男性が謎のトンネルや薄暗い高架下を走り回るシーンなど、カラオケ映像あるあるで盛り上がります。
最近はアーティスト本人が出演するMVが主流ですが、しろくじちゃんからカラオケの謎映像をアホロートルのふたりで再現するという斬新なアイデアが飛び出しました。
無音でも伝わる演技の妙
林「カラオケ映像って当然声がないじゃん。ミュートでわかるぐらいケンカするでしょ」
安田「表現がね」
林「で、すごい木の陰で落ち込む。あと、なんでかわからんけど、すっごい砂時計出てくる」
安田「あるわー!砂時計」
砂時計が落ちていく様子で切なさを演出したり、見る人を不安にさせたりする定番の手法です。
しろくじちゃん「そう思うと、セリフとかなくて、あれだけストーリーが印象に残るってすごい技術なのかもしれないですね」
目元どアップの演出?
大事なのは『スーパーほめソング』のMVだということ。しかし話は完全にカラオケ映像のパロディ路線へ突き進んでいきます。
林「俺、ゆっくり目を閉じるか、ゆっくり開けるか。目元の寄り。アップで」
安田「よくあるけど!」
しろくじちゃん「みたいなのをやりたいなって」
安田「おもろ!カラオケ映像をいじる最初のクジラじゃない?」
歌の世界観は一切表現できていないものの、しろくじちゃんは「まだ歌詞とか決まってないけどMVを撮影した、すごい忙しいアーティストみたいで」と、逆にかっこいいと評価しました。
ゆずの「夏色」への熱い思い
林「俺は、とにかく夏色やりたい」
安田「夏色?ゆずの?」
林「この世のミュージックビデオの良さなんか、全部夏色に詰まっとる」
海辺でとにかく遊んでいる映像、バックドロップする場面の遠くにしろくじちゃんが映る構想を熱く語る林。スタジオシーンでは真っ白の部屋で、林と安田が前後に移動しながらタンバリンを持つなど、細部まで再現にこだわる構想が膨らみました。
安田「なんせ爽やかにはなるわ。どっちもおもしろいな」
林「うまい具合に夏色とカラオケビデオの融合で」
安田「いいかもしれない」
無言で褒め合うという斬新な結論
しかし、「スーパーほめソング」というからには、やはり“ほめ”要素は必要。MVでどうやって褒めるのかという現実的な問題が浮上すると、無言で褒め合うという斬新なアイデアが生まれました。
林「ミュートでも明らかにこいつら褒め合ってるなってわかるシーン撮るか」
カラオケビデオのケンカシーンと同じように、音がなくてもふたりが褒め合っていることが分かる映像を目指すことで解決となりました。
しろくじちゃん「頭なでなでとかかな」
最後は「CBCラジオの中でこれをできる人を見つけるところから」という話に。「絶妙にやることのない社員」を探すという冗談を交えながら、平成レトロなカラオケ映像風MVという予想外の方向性が固まりました。
(minto)
番組紹介

読んで聴く、新しい習慣。番組内容を編集した記事からラジオ番組を聴いていただける”RadiChubu”。名古屋を拠点とするCBCラジオの番組と連動した、中部地方ならではの記事を配信する情報サイトです。