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「はよしねや!」東尋坊デートで彼女が放った衝撃のひと言の真相

「はよしねや!」東尋坊デートで彼女が放った衝撃のひと言の真相

9月2日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』、この日のテーマは「間違えました!」。20歳の頃、福井の女性とデートしたリスナーAさん。楽しい時間が一転、ある観光地で彼女から信じられない言葉を聞いてしまったといいます。方言が引き起こした、とんでもない勘違いとは?

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福井の看護学生との出会い

「友人と毎週末飲み歩いていた20歳の頃、いつも行っていた飲み屋で、福井から遊びに来たという女性ふたりと仲良くなりました」(Aさん)

そのうちのひとり、ヒロミさんはAさんより2歳年上の看護学生で、福井の方言がとても可愛らしい人だったそうです。北陸でも石川と富山はよく似た方言とイントネーションですが、福井の方言はイントネーションが少し違っていて、金沢在住のAさんにとっては新鮮だったといいます。

「そんなヒロミさんと、後日ドライブデートの約束をして別れました」(Aさん)

東尋坊デートでの恐怖体験

デート当日、Aさんとヒロミさんが向かったのは東尋坊でした。

「夜の東尋坊は不気味ですが、昼間は多くのお土産屋さんが並び、観光客も大勢います。ヒロミさんと東尋坊を見て、お土産屋さんを見て回り、楽しい時間を過ごしました」(Aさん)

その後、移動してランチを食べようという話になり、ふたりはその前にトイレに向かいました。トイレから帰ってくると、ヒロミさんがニコニコしながらAさんに思いがけない言葉をかけたというのです。

「『はよしねや!』。ええ!いきなり『はよしね』って一瞬めっちゃ驚きました」(Aさん)

東尋坊という場所で突然「はよしね」と言われたAさんの衝撃は計り知れません。

方言が生んだ誤解

実はこの「はよしねや」は、福井弁で「早くしてよ」という意味。ヒロミさんは、「早く車のロックを開けてほしい。暑いから早くして」という意味で言っただけだったのです。

「ビックリしました。東尋坊の悪い霊がヒロミさんに乗り移ったかと思いました」(Aさん)

場所が場所だけに、一瞬本当に恐ろしい意味に聞こえてしまったというこのエピソード。東尋坊という自殺の名所として知られる場所での出来事だけに、Aさんの恐怖は相当なものだったと思われます。

北陸地方の方言の違い

この話を受けて、北野誠と松原タニシは、北陸地方の方言の違いについて語ります。

北野「福井は京都の方にやや似てるところがあるんですよね」

松原「そっか近畿が混ざってるんや」

北野「鯖街道で福井と繋がってて、京都の言葉がちょっと福井に行ってて。金沢に行くと全然違うんですけどね」

以前『探偵!ナイトスクープ』で北野が調査した「アホ・バカ分布図」で、「福井は京都の影響をかなり受けている」と気付いたそうです。

北野「でも『はよしねや』は言わんと思いますけど。東尋坊で(笑)」

松原「怖すぎる…」

東尋坊で「はよしねや」。これほど場所と言葉の組み合わせが最悪なケースもなかなかなさそうです。方言がもたらす誤解は時に恐怖を、時に笑いを生むものかもしれません。
(minto)
 

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