衝撃のレポート!「受精した月」で太りにくい体質が決まる?

昔も今もさまざまな占いであふれていますが、その中でも多いのが生年月日を元にした占い。代表的なものですと星座占いや四柱推命があり、昔は動物占いというものも流行りました。6月17日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)では、パーソナリティのつボイノリオが「生年月日で判断する占いは当てにならない」と断言。その一方で、生年月日とは違う、とある判断は信用していることを、小高直子アナウンサー相手に語ります。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く生年月日占いは信じない?
生年月日で判断する占いに反対する人からよく聞くのが、「同じ日に生まれた人はみんな同じ運命なのか?」ということ。
さらにつボイは「今は陣痛促進剤などによって産まれるタイミングが変わることもあることから、信用していない」と言います。
そして「受精したタイミングなら信用できる!」と力説。
ただ、世の中に受精日占いというものは聞いたことがありませんが、このあとアカデミックな話へと続きます。
冗談だと思ったら本当の研究
ここでつボイが話題にしたのが、最近の新聞記事。
6日の中日新聞夕刊で「受精時の気温が肥満に影響か」の見出しが載ったのです。
東北大や北海道大のチームがイギリスの科学雑誌に、寒い時に受精して生まれた人はエネルギーを消費して熱を作る褐色脂肪が働きやすく、将来肥満のリスクが低い傾向にあると発表しました。
この記事についてはリスナーからも報告が。
「受精した季節が温度が低い時なら、その人は太りにくいことが証明されたようです。寒い時期に頑張れば、こどものためになります。クリスマスからバレンタインデーぐらいが良いことでしょうか」(Aさん)
一般的に産まれるまでの期間は40週間程度、つまり9か月と何日かとされていますので、例えば10月や11月あたりに生まれた人は太りにくい体質ということになります。
また小高は「寒冷地の人もそうじゃないか?」と語りました。
実際の結果とは異なる?
実際にこのあたりの時期に生まれた方は、この記事を読んでどう思われたでしょうか?
「嘘や!3月23日生まれの私は見苦しいほどのデブや。そんな研究結果を信じたらアカン。
聞いていて思わず『嘘や!』と大きな独り言を言ってしまいました」(Bさん)
しかし、つボイは「3月23日生まれなら、受精は7月じゃないですか?」と指摘。
確かに9か月以上前にさかのぼると、6月の上旬や中旬あたりになります。
つボイは自分で調べたところ、4月生まれですので真逆。
小高の分も調べようとしたところ「調べていらないですよ!」と拒否。
そうすると、ある季節に生まれた人はみんな痩せている人ばっかりというように、星占いなどを否定する根拠と同じようなことになってしまいます。
つボイ「後天的な要素、例えば大食いの一家の所で産まれたら常に食べ物も(たくさん出る)、太りやすい物が好きな所に産まれたらといったことはあるんですけど、素質としてはそういうことですよと」
そして、今や日本でも温暖化が進んでいるということは、肥満になりにくい人は減ってくるということはあるのでしょうか?
(岡本)
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