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屋外展示最後の週末。ファンが和歌山のパンダに会いに行ってきた

屋外展示最後の週末。ファンが和歌山のパンダに会いに行ってきた

和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで飼育されているジャイアントパンダは、6月28日に中国に返還されることが決まっています。家族ぐるみでパンダファンという山本衿奈は、5月24日に一家総出でジャイアントパンダに会いに行ったそうです。27日の『CBCラジオ #プラス!』では、山本がその時の様子を話しました。聞き手は光山雄一朗アナウンサーです。

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寝てる?起きてる?運次第

中国に返還されるニュースを聞いた山本家はすぐに家族と予定を立て、アドベンチャーワールドへ。
この日はあいにくの雨模様だったものの、多くの人がジャイアントパンダを一目見ようと押し寄せました。

アドベンチャーワールドでは近い距離でパンダが見られることが魅力のひとつですが、26日からは隔離検疫期間に入るためガラス越しの展示になります。
山本が行った日は、屋外で公開される最後の週末でした。

4頭飼育されているパンダは3箇所に分かれて飼育されています。
山本は到着してすぐ2箇所へ行きましたが、朝イチだと待ち時間はほとんどなかったそうです。

まず最初に見た結浜はどっしりと芝生に座りむしゃむしゃと竹を食べている様子を確認。
しかし次の2頭は背中とお尻を向けて眠っていたとのこと。
こどもたちがジャイアントパンダに向かって「パンダ起きてー!」と声をかけていた一幕もありました。

山本「たとえ背を向けられてても、そんなところも可愛い。癒されたのは確かでございました」

ベストタイミングで動物の様子を見られるのは運次第ですが、どんな瞬間でも可愛いものです。

お目当ての楓浜のもとへ

山本が最も見たかったのが楓浜(ふうひん)。4年ほど前、楓浜が生後半年の時にも家族で見に行ったとか。

当時はお母さんパンダにくっついて戯れていたりコロコロしていたそうで、あまりの可愛さに、山本家は楓浜の写真をスマートフォンの待受や通話アプリ「LINE」のアイコンにしたりとメロメロです。

そんな楓浜の観覧待ち時間は120分。多くの人が駆けつけました。

光山「成長感じました?」

山本「親の気分ですよね」

4歳半の楓浜は大人パンダと同じほどの大きさに成長しており、「あんなに小さかった子がこんなに大きくなって…」と感慨深さがあったそうです。

山本が見た時には楓浜は起きており、竹を食べたと思ったらふらふらと歩き出し、2メートルほど前を通ったとのこと。
観覧は2、3分で入れ替わるため、短い時間ではありましたが、濃厚な時間を過ごせたという山本。

返還まで1ヶ月。パンダファンの思い

現地でパンダがより多くの人に愛されているのを実感した山本。

山本「こんなにも皆が夢中になって写真撮って、一挙一動を見守って、笑顔になってって、そんな存在が日本からいなくなっちゃうっていうのが…」

光山も、中国へ返還されるニュースがあった翌日のインタビュー映像で泣いているファンを見たそうで、パンダファンの悲しみは深いものがあります。

それでもなるべくジャイアントパンダに会おうとほとんどの人がパンダグッズを身につけ、愛情表現していたとか。
洋服にパンダのワンポイントがついていたり、パンダの帽子を被ったり、他にも…。

山本「意識してるかわかんないけど、白と黒の服着てる人が多い気がして(笑)」

光山「山本さんは?」

山本「私も合わせて白と黒の服を着ました(笑)」

ジャイアントパンダの返還まであと1ヶ月。それぞれの方法で愛を伝え尽くします。
(ランチョンマット先輩)
 

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