押尾コータロー+DEPAPEPE=DEPAPEKO、2枚目のアルバムリリース

5月11日放送のCBCラジオ『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』は、押尾コータローさんとDEPAPEPE(デパペペ)が組んだ最強のアコースティックギター・トリオ、DEPAPEKO(デパペコ)の3人が出演。2002年結成のDEPAPEPEと押尾コータローさんが2018年にコラボして結成されたDEPAPEKOに、それぞれとの付き合いも長い小堀勝啓が尋ねます。
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DEPAPEPEは徳岡慶也さんと三浦拓也さんが2002年に結成したユニット。メジャーデビューは2005年。DEPAPEPEと押尾コータローさんが2018年にコラボしてDEPAPEKOが結成されました。
小堀「憧れの先輩と一緒に部活を永遠にしてるみたいな感じですよね」
「押尾さんに憧れてCDを買って聞いていた」という三浦さん。神戸のライブハウス、チキンジョージで働いていた時に、最初はスタッフとアーティストという関係で会ったそうです。
三浦「今はこうやって一緒のグループで一緒に音楽できてることはすごく嬉しいし、光栄なことだと思います」
実は徳岡さんもチキンジョージで働いていたそうです。
徳岡「僕の方が三浦君より年上ですけど、僕も最初お会いした時は緊張してました」
恐れ多い仕事
押尾「僕のラジオ番組に来てもらった時は、三浦君は19歳だったんですよ」
三浦「いま42歳です。大人になりましたね(笑)」
押尾「当然徳ちゃんも若かったんですよ」
DEPAPEPEの最初のラジオの仕事が、なんと押尾さんのピンチヒッターだったそうです。
小堀「恐れ多いことですね」
徳岡「僕らがまだインディーズの時かな。だから押尾さんにはインディーズの時からお世話になってます」
今や一緒にレコーディングをしてツアーも回る間柄です。
押尾、DEPAPEPEを知る
押尾さんは、最初、神戸のストリートにインストゥルメンタルのふたり組がいると聞いた時は、「ストリートでインストふたり?」と驚いたそうです。
ストリートで歌う人はよく見かけますが、インストはあまり見かけなかったとか。
その時、三浦さんは19歳で、徳岡さんは6つ上の25歳。
興味を持った押尾さんは、インディーズのCDも聴いて自分のラジオ番組に呼んだそうです。
押尾「それがすごく勢いがあってメロディアスだったんですよね。あれよあれよという間にメジャーデビューして、すごいなこいつらと思ったんですよ」
徳岡さんのメロディーセンスと、ふたりが織りなす世界。DEPAPEPEはメロディーを交代で弾くことが人気のひとつであり、すごい部分だと言う押尾さん。
また、そこがギター小僧たちが弾きたくなるポイントだと分析しました。ギターを弾く人なら分かる?
押尾「すごいけど一緒にやることはないと思ったんですよ。だってふたりで完結でしょ?僕はソロでやってるから。お互いに尊敬し合ってたんですけどね」
安易なバンド名
DEPAPEKOの結成されたきっかけは、押尾さんが自身のコンサートにDEPAPEPEをゲストに呼んだこと。
押尾「それが何の違和感もなくスーッとできて、まだまだいろんなことできるなと思ったんです。だから、ノリが合うみたいな感じで、そのままずるずる。バンド名も適当につけちゃったんですよ」
DEPAPEPEに押尾コータローさんの「コ」を入れて「DEPAPEKO」になったそうです。
押尾「まさかアルバムが出るとは思わなかったんですよ(笑)」
6年半ぶり・2枚目のアルバム『PICK POP Ⅱ~meets the WORLD~』は4月9日にリリース。
クラシックの名曲からJポップのヒット曲、それぞれのソロや新曲も満載です。
徳岡「押尾さんはYMOの『RYDEEN』とか、ちょっとアコースティックギターではやらなさそうな曲をあえて選んでくれたりするんで、楽しみな部分とプレッシャーの部分がありましたね」
アニメを見てやる気満々
『PICK POP Ⅱ~meets the WORLD~』の7曲目はYOASOBIの「アイドル」。
三浦「いきなり冒頭がラップなんです。どうやってギターインストで弾くのかなと思って、押尾さんがアレンジした譜面を見るとプログレの曲みたいになってて。これは新しい解釈やなと燃えましたね」
「アイドル」はアニメ『推しの子』の主題歌。曲は好きでもアニメは見ていなかったという押尾さんに、作品を勧めたのはアニメ、漫画に詳しい徳岡さん。
押尾「これは女の子が見るもんで、おじさんが見るもんじゃないと思ってたんです(笑)。
でも見たら第一話からハマってしまって、この曲はぜひやりたかったんですが、さらにやる気になりましたね」
アルバムの発売に伴いDEPAPEKOの東名阪ツアーも6月から始まります。
小堀「CDを買った人は、どうやってこれを生でステージでやるんだろう?と思いますよ」
押尾「気になるでしょう?ライブに来てください(笑)」
小堀「毛利元就の三本の矢を音楽で聴かせてもらうようなものです(笑)」
(尾関)
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