名古屋のサウナ好き芸人、西の聖地・熊本市「湯らっくす」を堪能。

名古屋を中心にラジオパーソナリティ、ピン芸人として活動する酒井直斗。4月23日放送のCBCラジオ『酒井直斗のラジノート』では、前週土・日に熊本、月・火曜はさいたま市に仕事で出かけたことを報告。熊本では「西の聖地」と呼ばれるサウナへ足を運んだことを語ります。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く熊本で一番行きたかった場所
オンエア当日、5日ぶりに名古屋へ戻った酒井。
酒井「売れっ子みたいでしょ?でもそんなことはないんだよ」
熊本は今回初めて訪れたそう。時間に余裕があり、旅行に行ったような感覚だったようで、番組スタッフにもラーメンや地ビールなどのお土産を買ってきたそうです。
熊本では長年行きたかった場所へと向かったとのこと。
それは「湯らっくす」(熊本市中央区)という天然温泉・サウナ施設。
サウナ好きの間では「西の聖地」と呼ばれる有名な場所だそうです。
怪しげなボタンを押して楽しむ男たち
「湯らっくす」のサウナについて説明を始める酒井。
酒井「水風呂の深さがね、1.7mあるの。僕の身長が183cmなんですけど、じゃあ170cmない人はどうやって入ったらいいのかというと、天井からロープがぶら下がってるんですよ。
そのロープにしがみついたまま水風呂に入るの」
その横には柱があり、明らかに怪しげな「MAD MAX」と書かれた赤いボタンが。
押してはいけない雰囲気ですが、好奇心で押すと天井から20Ⅼの水が一気に落ちてくるという仕掛けになっていたのです。
この天井から降って来る滝のような水を目当てに、全国からサウナ好きがやって来ることが「西の聖地」と呼ばれる所以なのです。
酒井もボタンを押して体験。
天然の地下水をくみ上げているため、水道水の刺す冷たさではなくまろやかな水だそう。
大量の水を浴びながら「何で俺は金をかけてこんな修行みたいなことをしに来ているんだろう」と思いつつ、水を浴び終えて満足。後ろを振り返ると行列ができていたとのこと。
サウナ好きの熱気が最高潮に
後ろに並んでいた男性たちもボタンを押しては、大量の水を浴びながら「フゥー!」と盛り上がっていたそうで、「男ってバカだなぁ」としみじみ思った酒井。
すると館内放送で「この後、アウフグースショーがございます」とのアナウンスが。
アウフグースとは、熱波師がサウナストーンに水をかけ、発生した蒸気をタオルなどであおぎ、サウナ客に熱を届ける演舞のこと。
酒井「定員30人くらいのサウナ室で、曲を流しながら熱波を送ってくれるの。で、『湯らっくす』は静かに入浴することがルールで、サウナ室も同じくできるだけしゃべらないようにってことになってるんだけど…。
でも、そのアウフグースマスターが『よろしくお願いします』って挨拶したら、裸の30人の男たちが『うぇーい!』って拍手してるの」
熱波を送るタオルで様々な技を繰り出すアウフグースマスターに、「フゥ―!」と大喜びで拍手を送る男たち。10分程度のショーを楽しんだのでした。
サウナ室を出ると、またあの「MAD MAX」ボタンを押して滝のような水を浴びる酒井たちでした。
今回、酒井から熊本での仕事の話は全く出なかったので、単にサウナで雄たけびをあげて返ってきたのかと勘違いするリスナーもいたかもしれません。
(葉月智世)
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