大阪・関西万博開幕から1週間以上経った生の声

「命輝く未来社会のデザイン」をテーマに158の国と地域が参加する大阪・関西万博。『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)のパーソナリティ、つボイノリオは開幕初日に行ってきましたが、最近も足を運んでいます。そこで4月22日の放送では、つボイと小高直子アナウンサーが実際に万博に行かれた方の声を紹介しました。
関連リンク
この記事をradiko(ラジコ)で聴く初日の様子
京都の御朱印帳会社で、番組30周年記念の御朱印帳も作っていただいた早和製本株式会社さんは万博の公式ライセンス商品も作っているため、社長の津岡正男さんも関係者として初日に会場に来られています。
「7時を回った頃から徐々に人が少なくなってきて、チャンス到来。ドローンがきれいに飛び、花火がドドンと上がってフィナーレ。イベントは9時前に終わりましたが、さあこれからだ。
ラストスパートで駆け足で回ったんですが、10時まで1時間も残っているんですが、なんとレストランやおみやげもの屋は閉店してしまって、パビリオンも閉ざす所が多かったようで、人々は東ゲートを目指して大きな波になってしまい残念でした」(津岡さん)
中には売り切れると閉店する店もあるそうで、人が少なくなってくる時を狙って夜遅くに行こうと思った方は注意が必要です。
おたよりの続きです。
「会場には200か所あまりのスタンプ押し場があります。76か所で終わりましたが、急いで売り場に戻り、御朱印帳の横にPOPで『スタンプ帳にも使えます』と付け加えてきました」(津岡さん)
障がい者の方へのサポートは?
また、今回の万博では障がい者の方へのサポートは行なわれているのでしょうか。
「車椅子に乗る人や視覚障がい者の移動を支える有償サポートが始まりました。1回4千円で午前10時から午後6時までのうち最長4時間ですが、有償の料金や時間の制限は改善できないのでしょうか?」(Aさん)
「私の友だちの奥さんは心臓に人工弁を入れていて、身体障がいです。今回、奥さんを連れて万博に行ってきたとのこと。
事前の申し込みで東ゲート前の駐車場まで車で行けたので非常に楽だったことを教えてくれました」(Bさん)
つボイは調べてみたところ、東ゲートを入ってすぐの場所にパーソナルモビリティという乗り物が150台ほど用意されていて、高齢者や身体の不自由な方は21時まで利用でき、一般の人は4時間まで利用でき、料金は無料とのことです。
また、他にも障がい者の方に配慮したシステムがあるようですので、自分に合ったサービスを調べてみると良いかもしれません。
交通アクセスに注意
公共交通機関で会場へ行くには夢洲駅まで行く地下鉄に乗るか、桜島駅や主要な駅までJRなどで行ったあとシャトルバスに乗る方法があります。
ただ、バスを利用する場合には注意が必要です。
「シャトルバスの予約は万博のホームページからは行なえず、『KANSAI MaaS』というアプリをダウンロードする必要があります。
これが曲者で、なんとチケットを購入した後QRコードを印刷することができないんです。
それだけではなくて、購入画面のスクリーンショットでも乗車できないというではありませんか。
これではスマホが電池切れや故障、果ては通信状況の異常の場合は完全にお手上げです。
万博そのもののチケットはスクショや印刷でも問題なく使えるのですが、シャトルバスのシステムもそれと同じようにすべきだと思いますね。下手なシステムに丸投げするのは間違いだと思いますよ。
幸い桜島駅からのシャトルバスは一部時間帯は予約なしでクレジットカードやmanacaでも乗れるらしいので、明日はそれで行ってきます」(Cさん)
ここでつボイは「シャトルバスに乗りたいと思った人は、チケットを西ゲートで予約しないといけません。シャトルバスで東ゲートはないということは覚えておいていただきたいと思っております」とアドバイスしました。
西ゲートと東ゲートはかなり距離があるため、逆に東ゲートのチケットを買った方は、地下鉄で来た方が良さそうです。
(岡本)
番組紹介

読んで聴く、新しい習慣。番組内容を編集した記事からラジオ番組を聴いていただける”RadiChubu”。名古屋を拠点とするCBCラジオの番組と連動した、中部地方ならではの記事を配信する情報サイトです。