値段が気になる万博グルメ。全国展開のきっかけにも

4月13日に開幕する大阪・関西万博。9日、報道関係者を招く「メディアデー」が開催され、各パビリオンの内容の他、食事に関しても情報が公開されました。10日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、永岡歩アナウンサーと山本衿奈がこの話題についてトークしました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く一人前3,850円
SNSで話題になったのが「究極えきそば」。
「えきそば」とは、和風だしに中華麺を入れた姫路独自のローカルフード。
姫路のまねき食品が出店する未来型レストラン「MANEKI FUTURE STUDIO JAPAN」では、神戸牛を使った「究極シリーズ」を扱っており「究極の神戸牛すき焼きえきそば」のお値段は3,850円です。
山本「おお…。まあでも、すき焼きお高いですからね」
永岡「普通のお店行ったら、神戸牛のすき焼き、ひとりで食べようと思ったら、1万円、2万円のになっちゃうでしょう。それを考えたらというところもあると思います」
ふたりともこのメニューについては「値段相応なのでは?」という印象のようです。
飲食物は持ちこみ可能
「究極の神戸牛すき焼きえきそば」は神戸牛肩ロースを100g使用し、輪島塗りの器で提供します。
通常の「えきそば」とは異なり、ホタテやハマグリなどのエキスを使った和風だしを使用するのでそれ相応の値段設定といえるかもしれません。
永岡は「海外の人向けにいいのでは?」と話します。
永岡「『やっぱ日本のお肉美味しいんだな、神戸牛美味しいんだな』って知ってもらうきっかけにはなるかもしれないですけど。我々はびっくりしちゃうね(笑)」
他にも「スシロー未来型万博店」では、提供する魚は養殖魚。
将来水産資源がなくなった際、養殖に頼ることもあり得ることから、万博内のスシローでは養殖魚のネタを提供するそうです。
ちなみに、万博内での飲食物の持ち込みは可能。
グルメに予算を注ぎ込んでもよし、グッズ代にあててもよし。楽しみ方の選択肢が広がります。
世界でバズるグルメがあるかも
これまで万博がきっかけで世に広がったメニューはいろいろあるようです。
1970年の大阪万博では回転寿司やファストフードが世間に定着するきっかけになりました。この年は「外食元年」と言われています。
2005年の愛知万博でも、トルコアイスをはじめ、各国パビリオンで人気となり、後に広まったグルメやスイーツもあります。
また2015年のミラノ万博で日本館のレストランが人気を集めたことをきっかけに、和食がヨーロッパで広がったと言われています。
高いものから求めやすいものまで様々なものを並べることで世界に発信、さらには国内に発信できる機会と期待されています。
今後世界で注目されるかもしれないグルメが万博に集結しそうです。
(ランチョンマット先輩)
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