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中国で大ブーム?ネットで「銀行の土」が高額販売される理由

中国で大ブーム?ネットで「銀行の土」が高額販売される理由

東スポWEBの記事によれば、中国では銀行周辺の土が盗まれ、ネット通販業者が高額で販売しているとのことです。この銀行の土、「金運のお守りになる」と話題になっており、本物である証明として採取する動画を公開している業者まで現れている模様。3月20日放送のCBCラジオ『戸井康成の木曜スクラッパー』では、戸井康成と小林美鈴がこのニュースについて取り上げました。

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土が約1万8千円で販売される

戸井「驚きなニュースでございますが」

リスナーからもリアクションが寄せられています。
「銀行の土にご利益があるんでしょうか?」
「888元(約1万8千円)で販売しているそうです。CBC周りの泥が勝手に盗まれているかもしれませんよ!気をつけてください」

このコメントに憤慨する戸井。

戸井「なんでCBCの周りが土じゃなくて『泥』やねん(笑)。星の砂みたいな、スターの集まる番組もある。砂時計にピッタリ」

人気の五大銀行

戸井「流行っているんだって」

採取されているのは、なんと銀行周辺や敷地内、鉢植えの土。
しかも盗まれている銀行は複数あるようで、とりわけ人気なのは中国国内の五大銀行(中国銀行、中国工商銀行、中国農業銀行、中国建設銀行、交通銀行)の土だそう。

量はそれぞれ20グラムから500グラム、取引価格は200円から1万8000円までとのこと。

戸井「立派な泥棒ですけど!誰が買うのかと思うけど、みんな買うんだよ?」

小林「なんで買うのかがわからないですね」

どうやら業者はこの土に「財を呼び込む効果がある」「富生成率99.99%」などと根拠不明の数字まで挙げ、人々の心をつかんでいるようです。

しかも、その土が本物だと証明するために、採取しているところをわざわざ動画で撮影し、証拠にしているというから驚きです。
ここ数年、中国でも続いている景気悪化が背景にありそうです。

ご利益は達成感があってこそ?

戸井「そもそも営業許可を受けていない土を売ることは禁止されているはず」

環境緑化に関する法令に違反している可能性も指摘されていますが、一方で撤退も増えており「業者自身もやましいとは気付いているはず」と推察する戸井。

小林「取り締まれないんですかね?」

販売されてるのは土だけでなく、銀行内の観葉植物の葉っぱなどもあるようです。

小林「何でもありですね。銀行じゃなくてもいいってことですもんね?ゲンを担ぐんだったら」

この手法は何にでも応用でき、例えば賢くなりたければ大学の前の土を採取すればいいと戸井。
「欲しい土とかある?」と戸井に尋ねられると、「今ならイーロン・マスクの家の土(笑)」と小林。

縁起がいい土といえば、王道はやはり甲子園球場。
試合に負けた後に、涙ながらに土を採取する高校球児たちの姿が思い浮かびます。

戸井「あれはやっぱり出場した証なわけで。俺が持っていても意味がないわけですよ」

小林「達成感があってこそ輝くと思うんですよね」

自分がなしえたことに付随する物じゃないと意味がない、と断じる戸井でした。
(nachtm)
 

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