50歳女性の性生活の悩みに大久保佳代子が提案する「ハレー彗星の日」作戦

『真誠presents 大久保佳代子・森本晋太郎のどうぞご自由に』(CBCラジオ)は、愛知県田原市出身の大久保佳代子さんと、事務所の後輩であるトンツカタン森本晋太郎さんが届ける「迷える人たちの道標となる解決型ラジオバラエティ」です。9月13日の放送では、50歳女性リスナーから寄せられた夫婦の性生活に関する赤裸々な悩みに、大久保さんと森本さんが独特な解決策を提案しました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く触ってくる夫への嫌悪感
横浜市在住のAさん(50歳女性)は、夫と10代の2人の娘と4人で3Kの賃貸マンションに住んでいます。今回寄せられたのは、夫との性生活についての深刻な悩みでした。
「性生活は、狭い賃貸のマンションに住んでいること、娘もいること、そして何より私が夫に欲情しないこと。この3点の大きな理由で私はずっと拒否しています」(Aさん)
この状況は2020年のパンデミックがきっかけで悪化したそうです。夫がフルリモートになり、ずっと家にいる状態になってしまったことも大きく影響しているといいます。
週に2、3日パートに出ている以外は家にいるAさん。夫が折に触れ体を触ってくることが苦痛だと訴えます。
「本人としてはそれで喜ぶだろうと思ってやってくるので、それももはやありがた迷惑でしかありません。私が冗談っぽく『もうキモいからやめてよ』とか言うのですが、そうすると『ああ、俺はかわいそう』などと言いながらすごすごと去っていきます」(Aさん)
確かにかわいそうだと思うものの、身体が反応しないため、スキンシップですら苦痛になってしまっているそうです。
自己処理もしてくれない
さらにAさんを悩ませているのは、夫が自己処理をしないことです。
「しかもそれを私とやるために貯めているみたいな言い方をするのです。キモくないですか」(Aさん)
一方でAさん自身は性欲がないわけではなく、こっそりひとりで済ませているため、夫だけに我慢を強いていることに罪悪感も感じているといいます。夫は夢精することすらあり、そうなる前に自分で処理してほしいと伝えても受け入れてもらえません。
「夢精までさせてしまうほど拒否するのはかわいそうすぎますか。このまま堂々と拒否し続けてもいいでしょうか。やっぱりある程度の譲歩は必要ですか?男性側のご意見もお伺いしたいです」(Aさん)
この赤裸々な相談を聞いた大久保さんは、率直に「もう無理じゃないか」と感想を述べました。体を触られることすら嫌という状況では、無理に受け入れたとしても嫌悪感が増すだけだと指摘します。
古いものを溜めないで
大久保「もういいんじゃないですか。夢精させとけば。乱暴な言い方になりますけど」
森本「夢精推進派?」
大久保「変な話、男の人なんて自己処理すればいいのにためちゃう。ストックタイプだね」
森本「『ストックしてるんだよ、君のために』ってことですよね」
大久保「いらないいらないってなるけどね。フレッシュじゃない。だって、なんか古くなってくるでしょ、たぶん。身体にも悪そうだし」
夢精させておけばいいという話から一転、大久保さんは夫に健康面からアプローチすることを提案します。
大久保「身体にその古くなったものを溜め込むのは良くないぞ、病気になりますよっていうのを訴えかけて、できれば自分で処理してもらう」
ロマンチック作戦
しかし、完全に拒否し続けるのも問題があると大久保さんは続けます。そこで大久保さんが思いついたのは、特別な日を設定するという独特な解決策でした。
大久保「ハレー彗星が来た日とか。何十年に一度の偶然が重なった時には、喜んでそういう日にしましょうみたいな、ちょっとロマンチックに。七夕とか、織姫彦星とか」
森本「流星群の日とか」
大久保「いいですね。一粒万倍日とか(笑)、年に2~3回、下手したら4回とかあるかもしれないけど」
なにかしらの特別な日にはオーケーするという、現実的な妥協点を示しました。
夫にそれだけ愛されてるのはすごいことだとふたりの意見は一致。50歳という年齢での夫婦関係の難しさに理解を示しながら、解決策を模索する回となりました。
(minto)
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