パンツ泥棒に遭った男性が訴える、女性にはわからない「往復事情」

人間と動物を明確に分けるのがパンツです。CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』の名物「パンツのコーナー」には、下着にまつわるリスナーの投稿が多数寄せられます。3月19日の放送では、下着が盗まれる投稿を中心につボイノリオと小高直子が紹介していきました。
関連リンク
この記事をradiko(ラジコ)で聴く新妻の気持ち
還暦を過ぎた女性リスナーからです。
「二十歳で結婚した私。本家に入り、家族みんなの下着を干しておりました。主人は柄がいっぱいのブーメランパンツです」(Aさん)
その日はひまわり柄のビキニパンツ。Aさんのパンツの横に干してあったそうです。
「そのパンツが下着泥棒に盗まれました。近所の若い娘さんたちも盗まれました。こら!私のも持ってけ!」(Aさん)
小高「ひまわり柄の布の少ないパンツだから、娘さんのかなと思ったんやろかね」
つボイ「隣に新妻のパンツがあるのに。新妻やで?女を否定されたような気持ちになったんじゃないですか?」
小高「盗まれないに越したことはない」
泥棒は罪深い
「先日、後輩夫婦が下着を盗まれ、嫁のだけでなく男物も盗まれました。自分で使うためでしょうか?女物は見るため?穿くため?いろいろと考えさせられます」(Bさん)
後日、警察から犯人逮捕の連絡があり、自分の物かどうかの確認に来てくれと言われ、警察へ。
「その場で確認。『これは自分たちの物です』と言いました。そしたら『それは持ち帰ってくれ』と警官に言われましたが…要らんなあ」(Bさん)
小高「いらんけど、その前に『このパンツはあなたのパンツですか?』と言って、『はい』と言わなあかんのですか?それもちょっと恥ずかしくてやだよねえ」
つボイ「要らん気持ちも分かりますが、警察からすると、ここに置いておかれてもなあというのもわかってあげないかん」
小高「歳の割に華やかなの穿いてるな、と思われたらどうしようとかあるわけですよ。機能性重視だと思われたら困るんですよ。それも含めて盗むな言う話です」
つボイ「泥棒と言うものは、幾重にも罪深いものですよ」
パンツ連続紛失事件
母親から伝え聞いた話を投稿したCさん。Cさんの母が嫁入りしたばかりの頃に起きた話だそうです。
「母のパンツが一枚、また一枚となくなっていく事件が起きました。日に日に減っていくパンツに恐怖を感じていたそうです」(Cさん)
ある日、姑がパンツを穿いていたのを目撃してしまい、「犯人はお前か!」と思ったそうです。しかし…。
「さらに上の大姑が奇麗に畳んだパンツを、姑の洗濯物の上に置いておいたのを目撃してしまい、二人が共犯だったことが分かりました」(Cさん)
小高「洗濯物畳む担当の曾ばあちゃんが、お姑さんのか嫁さんのかわからずに、適当に置いたがためにごちゃごちゃになった。それはよくありますよ」
つボイ「曾ばあちゃんが間違えるのはわからんでもないけど、一方の姑は、これ、あんたのやろ?とか言えんか?」
「嫁に来たばかりで誰にも言えず、ヌーディーカラーのへそ迄ある大きなパンツから、カラフルで艶っとした小さいパンツに変えたところ、下着泥棒は全く現れなくなったといいます」(Cさん)
つボイ「姑に対して、あんたこれ穿けるか?というのを選んだわけや」
痛みの往復
パンツ泥棒の被害者は女性だけとは限りません。男性リスナーからも投稿が寄せられていました。
「まだ若くて筋トレで鍛えていた私が、スポーツジムの風呂から出て脱衣所の籠を見たら、私の使い古したパンツだけがなくなっているではありませんか」(Dさん)
パンツがなくなっていたので、仕方なくノーパンでズボンを穿いたそうです。
「男性がノーパンでズボンを穿くということは大変危険なことで、金太君やノリオ君がファスナーで挟まる危険があるんです。女性にはわからない尋常ではない痛さです」(Dさん)
小高「挟んだ時も痛いし、それを外す時もきっと痛いよね」
つボイ「片道痛いから、帰り道も痛い」
男性にしかわからない往復事情です。
あなたならどっち?
「昨日、友だちが『ちょっと聞いてくれる?』と深刻そうな顔で言ってきました」(Eさん)
Eさんの友人の60代の旦那さん。最近、尿漏れパットを使用しても、どうしてもパンツが汚れるんだそうです。
「汚れたまま出してあることが許せず『なんで軽く洗ってから出さないんだ』とご立腹でした」(Eさん)
つボイ「歳を経てくると夫婦の間の揉めごとも、原因が若い頃と変わってくるわけや」
「私は逆。父の介護をしていた私は、何度言っても洗面所でこっそり洗ってた父に、『私が洗うで勝手に洗うな』と怒っていました」(Eさん)
つボイ「洗面所で現れるのが嫌なんか?」
小高「だってその後、顔を洗ったりするわけでしょ。さっきのお友達に、洗面所で洗われたらどう思う?って聞いてみたらどうですか?」
家それぞれ。男女それぞれ。パンツ一枚にもさまざまな物語があるものです。
(尾関)
番組紹介

読んで聴く、新しい習慣。番組内容を編集した記事からラジオ番組を聴いていただける”RadiChubu”。名古屋を拠点とするCBCラジオの番組と連動した、中部地方ならではの記事を配信する情報サイトです。