強肩・加藤匠馬捕手が、ヤバいヤバいと言う捕手は誰だ?

2月24日、韓国プロ野球チームの起亜タイガースでコーチを務める元中日ドラゴンズの中村武志さんが、CBCラジオ『ドラ魂キング』に電話出演しました。スタジオにいるパーソナリティの加藤里奈と、佐藤楠大アナウンサーが中村さんに今年ドラゴンズで期待する選手は誰か尋ねました。
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中村さんがコーチを務めている韓国の起亜タイガースは沖縄で広島東洋カープと練習試合をおこなったそうですが、あいにく中村さんは発熱で欠席。
2時間で熱は下がったそうですが、アメリカ遠征の移動疲れが出たようです。
ドラゴンズの読谷キャンプへ、落合英二二軍監督を激励に行った際には大島洋平選手、高橋周平選手などにも会えたとか。
リスナーが気になっているのは、ドラフト1位で入団した金丸夢斗投手について。
中村「いま007が聞いてたら大変なことになりますよ。他球団は大丈夫ですか?」
ひとボケ挟んで本題に入る中村さん。
中村「そこらじゅうの選手に聞いたら、10人が10人ともすごいと言ってました。ちょっとヤバい系らしいっすね」
ストレートに威力があるそうです。
中村「キャッチャーの加藤匠馬に聞いたんですけど、ナントカ川さんみたいに『ヤバいよ、ヤバいよ』で。そうとう良い出来みたいですね」
今後の金丸投手の起用法について中村さんは「いい選手はどんどん使うべき」との意見。
そうすれば課題も早めに見えて来て、早期解決につながると持論を展開しました。
ベテラン好調
中村さんと仲のいい高橋周平選手は突き指をしたそうです。
中村「バッティングは気分よくやってました。右手だったんで投げるのはもうちょっとかなと言ってました」
大島洋平選手も調子がいいそうです。
中村「これから横一線で勝負すると思うんですけど、表情がよくて、手応えは感じてたようです。何と言っても名球会ですよ。俺が大島のことを喋るなんておこがましい」
大島選手は2023年8月26日にプロ野球史上55人目となる2000本安打を達成。名球会入りしています。
注目のキャッチャー
現時点で、中村さんが打順を考えるとすると、まずは4番に細川成也選手を置くそうです。
中村「岡林(勇希)が良ければ1番。1、4とキャッチャーが決まれば、あとは自然に決まると思います」
問題のキャッチャーについて、リスナーから質問が寄せられていました。
「正捕手争い見どころですよね。若い石伊(雄太)、石橋(康太)捕手に、ベテランのキノタク(木下拓哉)捕手にも頑張って欲しいです。決め手は打力ですか?」(Aさん)
中村「一軍は、例えキャッチャーが打てなくても、試合に勝てばいいんですよね」
独特の話術で注目のキャッチャーを語り始める中村さん。
中村「強肩の加藤匠馬が『彼の肩、ヤバいですよ』って。『お前が言うぐらいか?』って聞いたら『勝ってるのは顔だけだ』って言ってましたけどね」
加藤「それ、ホントに言ってました?脚色してません?」
疑う加藤に中村さんの答えは?
中村「言いたそうな顔はしてました。付き合いが長いとアイコンタクトでわかるんです」
加藤「言ってないじゃん(笑)」
誰が抜け出す?
中村「キャッチャーに関しては、井上監督が誰を使うかまだわかんないですけど、スタメンキャッチャーは最低30試合は我慢して使って欲しいですよね」
加藤「武志さんは現役時代、そういう思いでがむしゃらにやってました?」
中村「それを聞きますか。右に行けと言われれば、ハイ。左に行けと言われれば、ハイ。ジャンプしろと言われれば、ハイ。その世界だったので僕は野球を考える暇がなかった」
厳しい星野仙一監督の下では、監督の指示を守ることで精いっぱいだったとか。
今回のキャンプで選手が充実してきたことは「嬉しい誤算」と中村さん。
佐藤「今回のキャンプのタイトルが『ポジティブバトル』。その通りの展開になって来てますよね」
オープン戦が本格的に始まります。期待したいポイントを聞くと。
中村「監督が変わって、どの選手にもチャンスが出てくる。誰を使うか?もう俺は監督辞めるっちゅうぐらいまで悩まさないとダメです。そういうチームは強いですよ」
今年はどのポジションも充実していそうです。まずはオープン戦で小手調べとなりそうです。
(尾関)
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