どうせなら楽しもう!選挙をエンジョイした人たちのあれこれ
10月27日は衆議院議員選挙の投開票日でした。今回の選挙は注目度が高く、投票結果にも関心が集まっていました。28日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』でも、リスナーから選挙にまつわる投稿が多数寄せられました。若年層の人は投票にネガティブなイメージを持っている若年層もいる一方で、番組リスナーの中には選挙をエンジョイした人たちもいたようです。つボイノリオと小高直子アナウンサーが投稿を紹介します。
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まずは投票に「自分なりのジンクスを持っている」というリスナー。
「選挙に行ってきました。ここ数年間、わたしが投票した候補者が当選したためしがないので、たぶん落選すると思います。
候補者からしたら『頼む入れんといてくれ!』と思うことでしょう」(Aさん)
小高「そんなことないよ!」
つボイ「このジンクスが今回も成立したのかどうか、またあとで紹介してもらいたいですね」
投票済証でエンジョイ
続いては、投票をするともらえるものでエンジョイした人たちからの投稿です。
「初めて投票済証をいただいてきました。『知立の名所シリーズ⑤秋葉まつり』と書いてありまして、祭りの様子が印刷されていました。
選挙ごとに違うカードが配られているのかわかりませんが、これは集めたくなっちゃいます」(Bさん)
「豊橋市の投票済証には手筒花火が描かれていて、カラーになっていました!すごいと思って妻に話したら『こんなカラーにするなら税金下げろ』と怒っていました」(Cさん)
地域ごとに特色のある投票済証が発行されているようです。いろいろな種類があるとなると、コンプリートする楽しみがありますね。
投票済証を活用して、自発的に「選挙割」というサービスを提供しているお店や企業もあるようです。
家族で選挙に出かけた後に投票済証を提示してお得に外食、なんて休日も理想的かもしれませんね。
人間観察でエンジョイ
最後は期日前投票所で仕事をしていたというDさんからの投稿です。
「8時30分から20時まで開いていたので、いろいろな人間模様を見ることができましたが、癖の強い方が何人かおられました。
1人目は90代のおじいさん。入ってくるなり開口一番『ワシは前の天皇陛下と同じ歳やわ!』と言い出しました。
『そんなこと言わんでもいいわ!』と、隣にいるしっかり者の奥様にぴしゃりと叱られておりました。
小選挙区の候補者の名前を書く時にも『おい!何書くんや?ワシの名前か?』と言って職員を困らせておりました」(Dさん)
おじいさんは、自分の名前を書かずに無事投票できたのでしょうか。Dさんの投稿は続きます。
「2人目の人はこちらも90代のおじいさん。『ガンバレ自民党!!』と壁に向かって叫んでおりました。わたしは笑いをこらえるのに必死でした」(Dさん)
癖が強めな人が多く、Dさんは仕事以外に人間観察にも大忙しだったようです。
「投票所で党名を叫んで応援するのって、選挙運動にならへんのやろか?」と、おじいさんを心配するつボイでした。
子連れでエンジョイ
引き続きDさんからの投稿です。
「こどもを連れている方もたくさんいらっしゃいました。こどもたちが『わたしが票を入れるの!』と投票箱に入れたがったり、『これはどうするの?』と聞いたりしながら、パパやママのお手伝いをしようとしていました」(Dさん)
つボイ「こどもを連れて行くのもいいですよね。社会勉強!」
小高「そうですね。昔はこどもは入れちゃダメみたいな雰囲気があって、外で待たせていたりしましたけどね」
止まらない投票率の低下が危惧される近年では、こどもの頃から選挙を身近に感じられるように生活することがよいのではないか、という考えが高まってきています。
特別なことではなく、当たり前の自分の生活の一部として捉えられる環境が大切なのかもしれません。
今回は様々な方法で、選挙を楽しんでいる人たちの投稿を紹介しました。
せっかく選挙に臨むのなら、自分なりに楽しみを見つけて投票に行けるともっと面白いのかもしれませんね。
(吉村)