65歳以上の人が3625万人、4人に1人が就労という現実の中で。
総務省によると、65歳以上の人が3625万人、総人口に占める割合は29.3%となり、いずれも過去最高を記録しました。9月30日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、つボイノリオと小高直子アナウンサーが高齢化社会に関する投稿を紹介します。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く4人に1人が就労
65歳以上の4人に1人が就労する現在。
「私もその中のひとりです。50年ぶりに働きはじめて丸4年、74歳になります。多くの人たちとの出会い、若い人の働きにいつも元気をもらっています」(Aさん)
つボイ「現状ではおじいちゃん、おばあちゃんがのんびり日向ぼっこでもして、とはいかない」
「昔の敬老の日のイメージは還暦を迎えた方々がお祝いをされるものでしたが、最近は定年後も再雇用という形で現役バリバリで働いています」(Bさん)
AさんもBさんの話も、前向きに働いているようですが、経済的に厳しくて働かざるをえない人もいるでしょう。「4人に1人」をどう捉えたらいいのでしょうか?
健康寿命を延ばそう
働くには健康でなければいけません。
最近注目されているのは、日常生活に制限なく生活できる期間、つまり「健康寿命」です。
「日本の65歳以上は人口のおよそ30%だそうで、我が家にも高齢者が3人います。高齢者も健康寿命を延ばして、若い人の負担にならないようにするのが一番だと思います。
敬老の日、私は二ノ瀬峠までサイクリングに行きます」(Cさん・69歳)
小高「元気でいいね」
「健康寿命」は、令和元年時点で男性が72.68年、女性が75.38年となっています。
目指せ最高齢ギタリスト
高齢化社会ですが、趣味に没頭する人も多いようです。
「今年65歳を迎え、3625万人の仲間入りとなりました。年一のライブハウスでギターの演奏を控えて、このところ毎日指先が腱鞘炎気味になるほどエレキをかき鳴らしています。
そんな僕が敬老の日に思うことは、毎年出させていただいているライブハウスの最高齢ギタリストにのしあがり、指先が動く限りライブハウスに爆音を響かせることであります」(Dさん)
小高「まだ65歳では最高齢にのしあがれてないということですか!」
つボイ「若者が親の言うこともきかず、勉強もせず、エレキばかり弾いてというイメージでしたが、ちゃんと高齢者になってもギターを弾きならしている」
小高「"くるみにぎにぎ"どころじゃないよ」
つボイ「"くるみにぎにぎ"は身体にいい、頭脳にとってもいい。指先を使うことはいいので、ギターをかき鳴らしているということも老化防止になります。その年代しか出せないサウンドがあると思いますので、これを究めていただきたいです」
仕事に、健康づくりに、趣味に、それぞれの年代の方がそれぞれの生き方をしている様子が伝わる投稿でした。
(みず)