「これをしたい!」が明確にない時のモヤモヤ解決法は
8月4日放送のCBCラジオ『八木志芳の私たちは求めてる』には「真面目な性格ゆえに自分のやりたいことが見えなくなっている」というリスナーからの投稿が寄せられました。仕事でもプライベートでも「これをしたい」という明確な目的が見つからない人は多いかもしれません。パーソナリティの八木志芳がおススメの解決法を伝えます。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴くしたい仕事が見つからない
「番組にメールするのがめっちゃ久しぶりです。というのもやばいぐらい働いていました。メールどころか、4ヶ月ほどラジオすら聴けていません。
ちょっと仕事をやめて、ゆっくりしながら今後のことを考えています。
八木さんは今の仕事は天職、または自分のしたい仕事と思いながら働いていますか?なかなか『これをしたい』っていうことがない人間としては羨ましいなっていう風に思っちゃいます」(Aさん)
「これをしたい」という仕事がまだ見つかっていないAさん。
お金を稼ぐために仕事をして余暇を普通に過ごす生活がいいのか、仕事そのものに生き甲斐を見出せるような人生を目指した方がいいのか迷っているとのこと。
「自分で言うのもなんなんですが、クソ真面目なので目の前の仕事はきっちり真面目にやっていますし、言われた以上のことをやってしまいます」(Aさん)
仕事が終わらなそうであれば、つい残業もしてしまうとのこと。
周りの人には評価されてる一方、働き方としては効率が悪いと自覚しているAさん、本心は「真面目にやって何が悪いんだ」とのこと。
「社会で生きていくって大変だなと、改めて実感しております」(Aさん)
八木「真面目!真面目というか、優しいんでしょうね。他人からいろいろ言われたら受けちゃうというか、頼られたら断れないタイプというか。いや、自分を大切にしてください」
自然と選択肢が出てくる方法
八木の周りにも「これがしたい」ということがない人は多数いるようで、仕事での転職とか就職の時にすごい悩むという話をよく聞くそう。
そんな人に対し、おススメの解決策があると言う八木。
八木「なんとなく漠然と自分のやりたいことをノートに書き出す」
具体的には「何歳までにしたい100のこと」など、小さいことでもいいので定期的に書き出す。
例えば「月に2、3本映画を見る」とか「月に1回食べ放題に行く」とかでいいと八木。
八木「そういう小さいことから、自分のやりたいことをどんどん叶えていけばいい。そうすると、どんどん大きいこともやりたくなってくるから」
一方で、やりたいことが思い浮かばない人もいます。
八木「その場合は、やりたくないことから決めるのが絶対いいかな」
例えば「ギスギスした職場では働きたくない」とか「すごい低賃金のところでは働きたくない」など「絶対こういう職場はいやだ」と決めていくと、選択肢が自然と出てくると続けます。
今はゆっくり考えることができるAさんに「やりたくないことから今後のことを考えてみて」と背中を押す八木でした。
(野村)