産婦人科に行くまでもない?膣の健康は「おりもの」で気軽にチェック

産婦人科に行くまでもない?膣の健康は「おりもの」で気軽にチェック

女性であれば、デリケートゾーンに異常はないか、簡単にチェックしたくなるもの。7月14日放送のCBCラジオ『八木志芳の私たちは求めてる』では、パーソナリティの八木志芳が、女性特有の健康課題をテクノロジーで解決する商品やサービス「フェムテック」のイベントで気になった商品を紹介しました。

「おりもの」の重要な役割

6月6日にアニヴェルセル 表参道(東京都港区)で開催された『Femtech Japan / Femtcare Japam 2024 in TOKYO』を訪れた八木。
そこで紹介されている商品の中で、特に気になった商品が「SELFEM」(セルフェム)というデリケートゾーンのチェックツール。

セルフェムは、おりものから女性器の状態をセルフチェックできるアイテムとのこと。
そもそも「おりもの」とは、どんなものなのでしょう?

八木「改めて紹介すると…子宮や膣から出る酸性の分泌物のことで、膣に雑菌が入るのを防いでくれたり、老廃物を排出してくれたりする」

他にも、排卵時に精子を受け入れやすくするなど妊娠をサポートする役割もあるのだそう。下着を汚したりするので厄介だなと思うこともあるかもしれませんが…。

八木「実はね、結構大事なものなんですよ」 

おりものは形状や匂い色など、人やその時の体調によっても変わります。
八木も「いつもと色が違うな」とか「量が多い気がする」など感じることがあったとしても「わざわざ産婦人科に行くほどでもないかな」と思っていたそう。

八木「おりものについて簡単に調べられるアイテムないかな、と探していたらセルフェムを見つけてしまって、思わず『購入します!』」

セルフェム実践!その結果は

八木は、実際にセルフェムを使用してみました。

どんなものが入ってるかというと、 綿棒と判定シートと判定表です。

1、綿棒を膣内に挿入して、入り口から3~5cmの部分をフワフワしている面でくるくると2~3回優しく回しておりものを取る
2、取ったら、付属の判定シートに乗せてPHを測る(アルカリ性or酸性)
3、色が変わってきたら、判定表と色の具合を見比べて判定する
4、セルフェムのウェブサイトのアンケートに答える
5、判定表とアンケートを照らし合わせた内容をセルフェムに送信後、診断結果が出る

八木「私の今朝やった段階での診断結果はですね、正常ですということで一安心」

「膣内の細菌のバランスが十分に取れていて健康な膣の状態です。常に生活習慣に気を使われているのでしょう」のような診断結果だったそうです。

八木「アンケート結果とかPHの値で、もしかしたら危ないかも、みたいな結果も出てくる」

診断結果には、膣の状態を安全に保つためのワンポイントアドバイスもあり「デリケートゾーン専用のボディソープを使ってみて」「ビデの仕様を控えて」「膣の部分を頻繁に掃除しすぎないで」など、いろいろな解説もあるそうです。

気軽にその場で結果がわかる

八木「あくまでもセルフ診断ツール。自己判断するものなので医師の診断があるわけではありません。本当にいつもと違うおりものが…と思ったら産婦人科に行った方がいい」

とはいえ、自宅で手軽にできて診断結果を郵送せずに、その場でweb上で診断できるというのは「すごく気軽でいい」と実感したようです。

八木「おりものに着目したデリケートゾーンチェックツールっていうのはなかったので紹介させていただきました」

このセルフェムのお値段は1個660円、3個入りだと1880円。インターネットなどで購入することができるそうです。
(野村)
 

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