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一歩間違えると膣トラブルも!ローションと潤滑剤の使い分け

一歩間違えると膣トラブルも!ローションと潤滑剤の使い分け

性行為において「ローション」と「潤滑剤」を使用するという方もいるかもしれません、しかしこの両者は使い方を間違えると、膣トラブルに発展する可能性があります。6月2日放送のCBCラジオ『八木志芳の私たちは求めてる』では、セックスの際に使うローションについての相談に、そもそもの用途や間違えると危険な使い方について、パーソナリティの八木志芳が詳しく解説しました。

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ローションと潤滑剤の違い

リスナーからの質問です。

「私はドラッグストアで女性用のローションを買って使用しました。しかし、奥さんはローションが膣の入口付近にしか行き渡らなかったと不満を漏らしていました。 

ローション自体は良かったものの、膣全体に行き渡らないことが原因らしいのです。指でローションを馴染ませる必要があるんでしょうか?」(Aさん)

この相談にはAさんが買った商品のメーカーや名称が書かれていなかったので、どんなものかわからないと前置きし、「そもそもローションについて伝えたい」と八木。

八木「『ローション』と『潤滑剤』の違いについてご紹介したい。番組では度々言っているんですが、ローションと潤滑剤というのは違うんです」

一般的によく聞く「ローション」は、基本的には膣以外に使うものだと八木。全身に塗って肌の滑りをよくする作用があるので、セックスのプレイの際にヌルヌルっとした感じを楽しんだりマッサージなどに使ったりするそうです。
一方、「潤滑剤(ジェル)」というのは膣内やデリケートゾーンに使うものだそう。

八木「セックスの時に痛いな、濡れにくいなっていう時に使う」

膣に潤いを足すことで挿入時の痛さを軽減したり、滑らかに動けるようにする作用があります。

使い方を間違えると膣のトラブルに!

用途が違うという「ローション」と「潤滑剤」ですが、何が違うのでしょう?

八木「成分が違う。ローションにはポリアクリル酸ナトリウムというものが含まれています。これには水分を吸収する成分が入っているので、デリケートゾーンに付着するとトラブルになる」

ローションが膣に付着すると、乾燥したりかゆみが発生したりすることもあるとのこと。
さらに種類によっては、膣内に入ると固まってしまう可能性もあり「危険です!」と言葉に力が入る八木。

Aさんが使用したローションの商品名は不明ですが、基本的には「潤滑ゼリー」「潤滑ジェル」という名称が多いそう。
でも、商品によっては「潤滑ローション」と明記されている場合もあるようで、八木は「定義とかないんじゃないかな」と予測します。

八木「だから買う時に、その製品の用途をきちんと確認することと、成分を確認することが必要」

行為後にすべき大事なこと

八木はAさんの「膣全体にローションが行き渡らなかった」というのは、恐らく潤滑剤ではなくローションを購入してしまったのではないかと懸念します。

確認せずに使用してしまって、デリケートな膣内がトラブルになってしまっては大変です。
そして一番大事なことを挙げる八木。

八木「やっぱり、そういうプレイをした後はきちんと洗うこと」

セックスの後、パートナーと余韻を楽しんだり、疲れて眠ってしまうこともあるかもしれません。
でも、そのままにしておくと膀胱炎など膣のトラブブルに繋がることがあります。

八木は、基本的には終わったらすぐに洗い流すことが大事だと念を押します。

そして「ローションを買う時はお気をつけください!」と締めくくりました。
(野村)

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