加藤愛が行く!岐阜・大垣市の愛されフード『サンコックのCなし』を調査! 飲める天津飯と汁なし担々麺は店一番の人気セット

その町以外ではあまり知られていないけど…地元の人はみんな知っている! その町で生まれ、根づく愛されフードを加藤愛が全力で調査します。今回は、『岐阜・大垣市』の『サンコックのCなし』です。
フワッフワの玉子に白いあんかけの天津飯とうま味とコクの担々麺

聞き込みによると、『サンコック』はトラのマークが目印の中華料理店で、『Cなし』は天津飯と汁なし担々麺のセットのことを指すそう。メニューにたくさんのセットがある中で人気ナンバー1だとか。

『中華といえば♪サンコック 大垣本店』におじゃますると、店内の壁に『Cなし』の大きな看板が! このセットが登場すると、天津飯と汁なし担々、どちらもボリュームたっぷりです。まず、天津飯からいただくと「口に入れた瞬間に玉子がフワーッとなくなりました」と愛ちゃん。すると店の代表が「カレーは飲み物とか言われますけど、うちの場合は天津飯が飲み物」と言い、食べやすいことから幅広い層に親しまれているそう。

単品でも大人気のこの天津飯は、フワッフワの玉子に、鶏ガラと塩ベースで作ったオリジナルの白いあんかけがなみなみです。

そして汁なし担々は、辛味よりうま味で勝負! しょうゆに辛くないラー油、そしてたっぷりのゴマだれ。そこにモチモチ食感の太麺を入れて、ネギと八丁味噌・ゴマなどで味つけした甘めの肉みそをトッピングします。愛ちゃんがよく混ぜてからいただくと「麺にしっかりスープが絡んでおいしい! うま味やコクをものすごく感じますね」と堪能しました。
セットは100以上の組み合わせ そのセットにも遊び心が

どうしてセット名が『Cなし』なのか?というと、この店では、例えばチャーハンをベースに組み合わせるのがAセット。唐揚げ&ライスがベースなのがBセット。そして、Cセットは天津飯がベースとなっていて、これに汁“なし”担々をプラスしたのが『Cなし』となります。この他、不思議なものもあって、例えば『Bから』は、唐揚げ&ライスにもう一皿唐揚げが付くといったセットです。単品などが載るグランドメニューはもちろんありますが、A・B・C以外にもセットメニューがあり、それぞれ様々なラーメンや餃子、唐揚げなどがプラスされるため、その組み合わせは全部で100を超えるそうです。
お客さんに感じてほしいこと「お腹いっぱいよりも心をいっぱいに」

『サンコック』のオープンは1984年。この中華料理店らしからぬ名前の由来を代表に尋ねると、店を始めるにあたり「強い意志と絶え間ない努力、斬新なアイデア…この3つの理念で店を経営していくという思いを込めた“3(サン)”」と、自分の名前である「克昌」の一字の「克(コク)」を合わせ『サンコック』としたとか。そして、イメージキャラクターの可愛らしいトラは自分の干支にちなんだもの。「商品開発にしても、小さなお子さまからご年配のかたまで、親しみやすい店を作ろうと思っている」と語る代表。さらに「来ていただいたお客さんがお腹いっぱいになるのは当たり前。それよりも心をいっぱいにして、楽しく食事をして帰っていただけるのが一番だと思っている」と続けました。
(CBCテレビ「チャント!」3月21日(金)放送より)
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