マヂカルラブリー初訪問は『愛工大名電』。「チアリーディングはスポーツ!」迫力に面食らう!
『マヂカルラブリー』の野田クリスタルと村上が東海地方の学校におじゃまし、今どきの“リアルな学校生活”を紹介する『マヂ学校に向かいます』。
初回は、名古屋市千種区にある『愛知工業大学名電高等学校』です。
全国レベルのスポーツの名門校で、多くのプロ野球選手も輩出している、大正元年創立の『名電高校』。出迎えてくれた生徒に有名なOBを尋ねると、迷わず「イチローさん」と返答が。愛知県出身の村上は「(この高校には)無数にいるから」と、プロ野球選手になった人の多さを愛知県初心者の野田に教えます。
スポーツが盛んなこの高校の中で、今回おじゃましたのは『チアリーディング部』。
野田が「集合~!」と声をかけると、部員たちは駆け寄り整列して「こんにちは! お願いします!」とお揃いのポニーテールが顔の前に下がるほど勢いよくお辞儀をし、二人を歓迎してくれました。
チアリーディング部『サンダース』は、元々は野球部の応援のために誕生。
彼女たちの足を見ると、ひざにサポーターをしている人や、すねの辺りにテーピングをしている人もいて、症状を聞くとアスリートに多いケガのよう。飛んだり、跳ねたり、アクロバティックな技をする彼女たちも、まさにアスリートなのです。
大会の成績を聞くと、中部大会で優勝、ジャパンカップで8位入賞という、全国レベルで戦えるチーム。その演技を見せてもらうと、野田が「チアってこういうことだっけ!?」と言うほど、バク転やバク宙も組み込まれた迫力のある技の連続です。応援の振付が続くと思い込んでいた野田は「スポーツですわ! しかもハード目な」と、印象がガラリと変わったようです。さぞかし、以前から体操をやっていた部員が多いと思いきや、体操経験者はわずか2人だけ。高校生になってから、バク転などアクロバティックな技術を身に付けたという部員がほとんどです。
指導をしているのは、世界大会の出場経験もある先生で、その先生も交えてチアリーディング部の強さの理由を探っていくと、「寄り道禁止! コンビニに寄るのもダメ!」という厳しい決まりがある反面、「倒立歩行ができたら、高級アイスクリームをプレゼント」というメリハリの利いた指導法であることが分かりました。
逆立ちで歩くのはチアをやっていく上で大事なことで、体のバランスの強化には欠かせないトレーニングだそう。アイスクリームがもらえる基準の距離まで倒立歩行ができた部員は少ないようですが、今回は一人がチャレンジしてくれました。
途中、バランスを整えるために後戻りを繰り返しつつも、着実に前進して目標の距離に到達。この部員は、アイスクリームが欲しくて練習を重ねていたら、ある時「倒立の神が降りてきた!」と楽しげに話してくれました。
また、チアは笑顔が大事。誰かが落ち込んだ時、部員一丸となって、テンションを上げる方法があるとか。野田が落ち込んだ小芝居をして、彼女たちが周りを囲み「テンション!あげてこ! アゲ縦!アゲ横!アゲ斜め的な! イェーイ!」と歌い踊りながらエールを送りました。彼女たちの迫力に一瞬とまどった野田でしたが、効果はてき面!村上にもやってもらうことを薦めて、再び練習場は賑やかな彼女たちの声に包まれたのでした。