CBCの若狭敬一アナウンサーが7日、TBS系朝の新情報番組『THE TIME，』の中継コーナーに出演。しかし中継を始めた若狭アナの様子がおかしい。大事な全国中継、果たして何が…？

5時50分ごろ、若狭アナは日の出を迎えた三重県伊勢市からの中継に登場。「徐々に明るくなってきました。温度計は21.5℃です」と滑らかな口調でコーナーを始めますが、なぜかシャツの左側半分が濡れています。

「午前3時ごろに着きまして、一人で照明のない中リハーサルをしていましたら、池に落ちました」と事情を説明。「現在の私の体感温度計は10℃前後です」と話すとスタジオは笑いに包まれました。

この日のテーマは「我らが地元の“人間遺産”」。6時50分ごろに改めて中継がつながると、若狭アナは元気にリポートを開始。自宅の敷地に23分の1サイズのミニチュアの姫路城を造ったという井村裕保さん郁子さんご夫婦を紹介しました。150平米の敷地内を歩きながら、建築期間19年、総工費1800万円の労作を丁寧に説明。

若狭アナは、裕保さんに築城のこだわりなどをインタビュー。夢を応援した郁子さんとのおしどり夫婦ぶりを伝えました。

　

7時30分ごろからは「おかわり中継」。若狭アナは池のそばに立ち、リハーサル時のてん末をあらためて説明。「事件現場です。姫路城を精巧に作った井村夫妻のご自宅の敷地内にお邪魔しています。

こちらで午前3時前後に、コメントを整理しながらリハーサルをしておりましたら、目の前の水深およそ1メートルの池に、左足から私、若狭敬一が落下しました。落下直後の映像はこちらです」とVTRへ。

映像では、ずぶ濡れで眼鏡も外れた若狭アナが「池に落ちました！真っ暗で普通に地面だと思っていたところに足を向けると池で！」と身振り手振り。若狭アナが落ちたという池は、ミニチュア姫路城の中にあるお濠のことだったのです。

若狭アナは「朝からお見苦しい胸やけするような映像、恐縮でございます。2007年に築城されてから、数々のアナウンサー、リポーターがここを訪れましたが、池に落下したのは初めてだそうです」と神妙な顔。「スタッフが15人くらいいますが、誰も私の心配をせず、ほとんどが（ミニチュアのお城と）池を心配しておりました。」と若干悔しそうに中継を終えました。

ちなみに、多くの反響を得たこの中継の後、若狭アナは次のようなコメントを残しています。「一寸先は池。次回からは足元に注意して準備したいと思います。井村夫妻によれば、あの池にはフナが50匹いるそうで…。朝から驚かせてしまったフナたちにお詫び申し上げます。」これからも東海3県の魅力を全国に全力で伝えていきます！
（10月7日（木）放送 TBS「THE TIME，」より）