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日本の奇妙な道 秘境駅の駅前通りを辿る旅

日本の奇妙な道 秘境駅の駅前通りを辿る旅

ミキの昴生と亜生の2人がMCを務める『道との遭遇』。全国の道に特化したVTRをミキが様々な視点で楽しんでいきます。

今回は道マニア歴24年という鹿取茂雄さんが厳選した、「秘境駅の駅前通り」を巡ります。

CBCテレビ/道との遭遇

最初にやってきたのは、静岡県浜松市の天竜区にある、大嵐(おおぞれ)駅。愛知の豊橋駅と長野の辰野駅を結ぶJR飯田線の真ん中辺りにある駅です。

CBCテレビ/道との遭遇

無人駅で券売機も無い為、切符が買えない駅となっており、電車が来るのは1時間に1本。1日の利用者数は10人程度で、自然に囲まれたかなり落ち着いた雰囲気の駅です。

鹿取さんによると、駅前通りを進んでいくと面白いものがあると言います。周辺を車で走ると現れたのは長い真っ直ぐのトンネルでした。

CBCテレビ/道との遭遇

このトンネルは、70年ほど前まで、飯田線の鉄道が通る線路として使われていたそうです。そして、このトンネルを抜けると、その先は廃道でした。この廃道は、元々整備されていましたが、落石の影響により廃道になったそうです。

CBCテレビ/道との遭遇

「本来、道は自然と戦いながら維持していくものですが、自然に負けた道路の行く末なんです」と鹿取さんは言います。

廃道を見た二人は、トンネルの入り口に戻ります。そもそもなぜこの鉄道のトンネルが道路に変わったのか。鹿取さんによると、この近くにある佐久間ダムを造った結果、周辺の水位が上がり、目の前を走っていた飯田線のルートを変えざるを得ない状況になったとのこと。

CBCテレビ/道との遭遇

ルートを変えたことにより、このトンネルは線路として使われなくなり、車道として利用されることになったようです。

今回もミキの二人は奇妙な道に感心していました。

(6月14日(火)午後11時56分放送 CBCテレビ「道との遭遇」より)

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