東京にある奇妙な道路 全ての道に進入禁止の標識がある交差点とは?
ミキの昴生と亜生の2人がMCを務める『道との遭遇』。全国の道に特化したVTRをミキが様々な視点で楽しんでいきます。
今回は、大学で道路について学んでいるという、石井良依(いしい・らい)さんが厳選した東京にある奇妙な道=“奇道”を紹介します。
日常に潜む奇道 七差路
まず、2人が向かったのは大田区。よくある住宅街ですが、この場所にある奇道があるとのこと。進んで行くと見えて来たのは、7つの道が集まっている七差路の交差点!
上空から見ると、アスタリスクマークのように道が広がっており、車も多数行きかいます。この交差点は“七辻交差点”という名前で、大正時代の耕地整理によって生まれた七差路が、現在もそのまま残っています。
交差点自体も狭く、上空には電線が多数あることから信号も置くことができません。その為この交差点に入ってくる車はお互いを譲り合うしかなく、“日本一ゆずり合いモデル交差点”と称されています。
日常に潜む奇道 行き止まりの交差点
次に2人が向かったのは板橋区。公園沿いにある道路を車に乗って進んでいくと、交差点に差し掛かります。3方向に進むことができる交差点ですが、いずれの方向にも進入禁止の標識が。
VTRをみたミキの2人も「えー!やばい!やばい!」と大興奮!進入禁止なので、元に戻るしかありません。なぜこのような交差点になったのか、近くの住民の方々に聞きましたが、誰もわからず・・・。さらに、管轄の警察署にも確認しましたが、いっさい記録がないとの事です。まさに“奇道”と呼ぶのにふさわしい交差点でした!
激狭 車が走れない幅の車道
最後に2人が向かったのは豊島区。細い道路を進んでいくと見えてくるのが、一見すると歩道専用と見間違えるほどの狭い道路が現れます。
実際に、道幅をメジャーで測ってみると、なんと道幅は80cm!こんなに極狭な道なのに、道路標識もなく車の交通は禁止されていません。ここまで狭い道は、道マニアの石井さんもこの場所以外では、見たことがないんだとか。
VTRを振り返って、ミキの2人も「奇道、全て面白かった!東京にあんのよ!」と道の魅力にはまっていました。
( 5月17日(火)午後11時56分放送 CBCテレビ「道との遭遇」より)