アノ芸能人に似ている・・入社2年目長身アナが岐阜県美濃市の『とんちゃん』を調査!
その町以外ではあまり知られていないけど…地元の人はみんな知っている!その町で生まれ、町に根づく愛されフード。CBCアナウンサー2年目、神戸生まれ東京育ちの松本道弥アナが調査します。
今回は、『岐阜県美濃市』の『ニュー柳屋食堂のとんちゃん』です。
『とんちゃん』といえば、味噌に絡めた豚ホルモンの名古屋名物“味噌とんちゃん”。その違いも気になるところ。町で調査をすると、「おいしい!」「子どもが誕生日にとんちゃんを食べたいと言う」「ずっと並んでいる」との声が聞かれた人気店で、鉄板で野菜と一緒に焼く、辛めの味付けの“豚ホルモン”とのこと。
美濃市の人気店『ニュー柳屋食堂』は、昭和21年創業。当時は『柳屋食堂』としてスタートし、昭和50年に店舗を改装した際に店名を『ニュー柳屋食堂』と改めました。松本アナは、2代目に話を伺いながら、この店の『とんちゃん』が愛される理由を探っていきます。
まず、焼くのは、網ではなく、各テーブルに備え付けられている『鉄板』です。
とんちゃんは1人前150gとボリュームたっぷりで、味付けは味噌ベースではなく『唐辛子ベースの秘伝のタレ』。ニンニクも効いた旨辛ダレが美濃市民を虜にしています。そして、『焼くのはすべて店員さん』。一番おいしい状態で食べてもらいたいと、焼き上がるまでお客さんは一切、手を出せません。
そして、気になるのは、鉄板の上に用意されている、鉄の板に取っ手の付いた謎の道具。これは創業当時から既にあった道具で、先代が特注で作ったもの。その重さはなんと「3.8キロ」。熱した鉄板にとんちゃんをのせ、早々に登場するのがこの道具。とんちゃんの上に置くと、重みによって水分が一気に出て、鉄板の熱でその水分を飛ばしていきます。水分をしっかり飛ばして、タレを十分に馴染ませたら、キャベツ、もやし、玉ねぎといった野菜を投入。今一度、この専用道具をのせて蒸し焼きにします。
お昼の『とんちゃん焼定食』は “900円”でとってもお値打ち。特製ダレとホルモンのうま味に野菜が絡まって、白いご飯との相性も抜群です。松本アナの箸も止まりません。
創業当時から看板メニューだった『とんちゃん』。「先代の作った味を、いまだに同じ味でやっている。もう(創業から)76年です。親が伝えてくれた味だから大事にしたい」と2代目が守っている味は、地元のお客さんにとっても代々受け継がれる味なのでした。
(5月27日(金) CBCテレビ「チャント!」より)