線路を宙に浮かせて新しい道路を作る 東京の道が作られる過程に迫る

線路を宙に浮かせて新しい道路を作る 東京の道が作られる過程に迫る

ミキの昴生と亜生の2人がMCを務める『道との遭遇』。全国の道に特化したVTRをミキが様々な視点で楽しんでいきます。

CBCテレビ/道との遭遇

今回の案内人は、日本各地計50万キロ以上を巡り、道に関する本まで出版している松村真人さん。

紹介してくれる「道」は、「未成道」という完成されていない道。道路マニアだからこそわかる魅力を教えてもらいました!

期待が全て詰まっている道!それが“未成道”

CBCテレビ/道との遭遇

池袋を中心とする東京都豊島区。松村さんは、大都市の中にある今しか見られない未成道を紹介してくれました。
まず松村さんは、未成道の手前にある、フェンスに囲まれた歩道を見せてくれます。

松村さん「道路に不思議な構造が残っている場合、それは何かの計画のかけら」と言います。

CBCテレビ/道との遭遇

しばらく先に進むと、線路のそばにある工事中の箇所が。ここに今しか見られないという「未成道」がありました。この工事は、都電荒川線の下に「道」を作るというもので、道路を作るスペースを確保するために、線路を浮かせて工事をしているとのこと。
松村さん「都電の下に道路を掘るので線路を一旦全部宙に浮かせて、宙に浮かせた状態から下を全部さらって作られている」

未成道の手前にあったフェンスに囲まれた歩道は、この新しい道路の入り口になる場所で、歩道の一部を車道にするためにバリケードで囲ってあるのでした。

「何が地形に違和感を残しているのか、ほじくっていくのが面白い」と松村さんはいいます。

先に進めば、今作られている出口が見られるということで、早速行ってみる事に。
目の前に現れたのは、バリケードで囲まれた地下道。この道が地上の道に繋がり、新しい道が完成に至ります。
バリケードに囲まれた未完成の地下道をみて、「道路になりきれていない未完成さが“未成道”の真骨頂」と松村さんはいいます。

CBCテレビ/道との遭遇

松村さん「未成道は今から生まれてくるものなので、道そのものもできるし、道が環境を作るので周りにできてくる建物や街並みも何十年もかけてかわっていく。子どもの将来を期待するように見守っている。」

VTRを見ていたミキの2人も
「すごいね!未成道。これがどう成長して完成していくのか」
「ワクワクするな」と振り返っていました。

(4月26日(火)午後11時56分放送 CBCテレビ「道との遭遇」より)

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