温泉レジャー施設の立ち入り禁止エリアに残る廃道 古びた鳥居が連なる謎の参道も
全国の道に特化したバラエティ番組『道との遭遇』では、道マニアがイチオシの道をご紹介。今回は特別に許可を得て、大阪府の“レジャー施設に眠る廃道”を巡りました。(この記事では道情報だけをまとめてご紹介します)
「箕面温泉スパーガーデン」の立ち入り禁止エリアに潜入
箕面(みのお)市にある「箕面温泉スパーガーデン」は、広大な敷地の中に温泉やプールなどがある複合レジャー施設。ホテルも併設し、かつては他にも遊園地やスケート場などもあった巨大総合レジャー施設でした。
敷地面積は5万坪を超え、甲子園球場約4.2個分の広さを誇り繁盛しましたが、現在は営業規模を縮小。そのため、使われていない敷地があり、そこには道マニア界でも噂になるほど魅力的な廃道が眠っていると道マニアは言います。
そんなレジャー施設の立ち入り禁止エリアに、今回は特別潜入!名物の展望エレベーターの西側エリアを探索しました。
立ち入り禁止エリアには、道マニアも驚くほど多くの廃道が存在。落ち葉が積もる廃道の脇には沢があり、対岸にも廃道が。さらに、廃道よりはるか高い場所にはアーチ状の巨大な白い橋の痕跡も見られます。
敷地内に鳥居と神社!?石造りのアーチ橋も
対岸の廃道には古びた赤い鳥居がいくつも連なり、参道らしき道も存在。道が崩れないよう石が積まれており、時間と労力をかけて造られたことがうかがえます。
「白玉稲荷大明神」と書かれ鳥居をくぐると、その先には綺麗な状態に保たれた神社が現れます。
さらに奥へと続く道を進むと、川にまたがる石造りのアーチ橋が出現。道マニアは、渓谷を楽しむための遊歩道だったのではないかと考察します。
川沿いの道は敷地外にあるマンションの私道へと繋がり、立ち入り禁止エリアは終わります。
「『箕面温泉スパーガーデン』はこんなもんじゃない」と道マニア。次回は、さらにディープだという敷地内の廃道を巡ります。人気レジャー施設の知られざる歴史とは…?参道や巨大な橋の謎も全て解明されます。
8月20日(火)午後11時56分放送 CBCテレビ「道との遭遇」より