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東名高速リニューアル工事現場に潜入!滅多に見られない工事に「神回やんけ!」とミキも大興奮

東名高速リニューアル工事現場に潜入!滅多に見られない工事に「神回やんけ!」とミキも大興奮

ミキの昴生と亜生の2人がMCを務める『道との遭遇』。全国の道に特化したVTRをミキが様々な視点で楽しんでいきます。今回は特別企画!全国100万キロ以上の道を巡ってきた道マニア歴25年の鹿取茂雄さんと、珍しい道や変わった標識などを求めて全国を巡る道マニア歴19年の石井良依さんが初共演!高速道路リニューアル工事の裏側を見学させてもらいます。

リニューアル工事中の東名高速道路

CBCテレビ:画像 『道との遭遇』

道マニアの2人と一緒に旅をするのは、たんぽぽの川村エミコさん。
案内してくれるNEXCO中日本の金田遥さんと共に、大井松田IC~御殿場IC間にある所領橋へ向かいます。

CBCテレビ:画像 『道との遭遇』

1968年に開通してから50年以上経過した東名高速道路。長い年月を経て老朽化した道路を甦らせるため、2016年から今もなおリニューアル工事が行われています。その現場で実際に見せてもらうのは、アスファルト舗装の下にある“床版”の取替工事。滅多に見られない工事の裏側とは。

古い床版を取り替えて強度を高める!

CBCテレビ:画像 『道との遭遇』

最初は、古い床版を取り外した現場へ。地面全体のアスファルト舗装が剥がされ、床版が剥き出しになっています。その床版を長方形にカッターで切り取り、クレーンで吊り上げて撤去。そこへ新しい床版がはめ込まれます。

(NEXCO中日本・金田遥さん)
「(床版1枚の重さは)15~20t。2か月強くらいの期間で所領橋(170m)全ての床版を取り替えます。今まで補強はしてきたが、抜本的に取り替えるのは初めて」

CBCテレビ:画像 『道との遭遇』

50年以上に渡って厳しい使用環境に耐えてきた床版ですが、至る所が劣化し老朽化。新しい床版と交換することで強度が増し、安心安全に通れる高速道路に生まれ変わります。

100年使える新しい床版

CBCテレビ:画像 『道との遭遇』

新しい床版も間近で見せてもらいます。

(NEXCO中日本・金田遥さん)
「元の床版は現場でコンクリートを流して造られていたが、新しい床版は工場で完成させた状態で現場まで運びます」

床版の中に鉄筋とはまた別の鉄の棒を通すことで、コンクリートが圧縮され強度を高めることができるそう。今後100年は持つように設計されているのだとか。

さらに床版同士を繋げるボルトには、塩害から守る為に鉄筋を防錆する塗装の工夫も。「完成したら見ることができない」と、思いを募らせながら特別にボルトに触らせてもらう道マニアたち。川村さんは「ボルト触ってテンション上がる人初めて見た」と思わず笑ってしまいます。

緊張高まる!新しい床版の設置

CBCテレビ:画像 『道との遭遇』

続いては、新しい床版の設置作業現場へ。所領橋に記念すべき1枚目の床版が設置されるところを見せてもらいます。「まさかこの瞬間が見られるとは」とワクワクが止まらない道マニアたち。巨大な床版がクレーンで運ばれるのを見守ります。

緊迫した現場では、床版の位置をミリ単位で厳密に調整。約20分かけ、新しい床版がはめ込まれます。所領橋は74枚の床版を約3か月以内で取り替え。床版の設置が全て終わったらコンクリートで固めていき、最後にアスファルト舗装して完了とのこと。リニューアル工事は3月24日に終了予定です。

CBCテレビ:画像 『道との遭遇』

(道マニア・鹿取茂雄さん)
「高速道路を維持するのにこれだけ多くの人が関わって、私たちが安全に走れているのだと実感しました」

(道マニア・石井良依さん)
「作業する姿を間近で見ることができて本当に貴重な経験。色々な工夫が詰まっているんだと改めて実感しました」

普段は関係者しか乗ることができないハイウェイ・パトロールカーに乗車させてもらったり、普段歩くことができない高速道路を歩いたりして、貴重な体験尽くしだった工事の裏側。ミキの2人も「神回やんけ!」と太鼓判を押す回となりました。

2月28日(火)午後11時56分放送 CBCテレビ「道との遭遇」より

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