道マニアが出題する道クイズが独特すぎる!日本初の高速道路に困惑して交通違反続出!?
ミキの昴生と亜生の2人がMCを務める『道との遭遇』。いつもは全国の道に特化したVTRをミキが様々な視点で楽しみますが、今回は道マニアたちが道に関するクイズを出題する特別企画。道に対して愛を深め、詳しくなっているはずのミキがいざ挑戦!
実は国道の番号には意味がある!?
全国100万km以上の道を巡ってきた道マニア歴25年の鹿取茂雄さんからは、国道にふられている番号に関するクイズ。
<問題>
日本の道路で最も重要な“国道”には1~507まで番号がふられていますが、59~100は存在しません。欠番になっている理由は?
<正解>
国道のランク付けが廃止になったから
国道は東京都・日本橋~大阪府・梅田までをつなぐ1号線から始まり、沖縄県那覇市~糸満市までをつなぐ507号線まであります。
もともと国道は都心部などを走る重要な道が“一級国道”、その補助的な道は“二級国道”とランクが付けられていて、一級国道には1桁または2桁の数字が、二級国道には101以降の番号がナンバリングされるルールでした。
しかし法改正でランク付けは廃止され、法改正前の時点で存在していなかった59~100はそのまま欠番に。さらに法改正後に造られた国道は全て3桁に指定されたそうです。
道マニアが使う道の呼び名が独特すぎる!
バイクで日本を2周したこともある道マニア歴25年の松村真人さんからは、道の呼び名にまつわるクイズ。
<問題>
道マニアは荒れた国道を“酷道”、荒れた県道を“険道”と呼びますが、死道(市道)・獰道(北海道道)・吐道(都道)・尊道(村道)の4つのうち道マニアが呼んでいない道は?
<正解>
尊道(村道)
道マニアは荒れた村道のことを“損道”と呼ぶそうで、「基本ネガティブな漢字しか使っていない」と松村さん。「道マニアはポジティブやからマイナスな字は使わない」と予想して解答したミキの2人は、ネガティブだらけの呼び名に大爆笑。
日本初の高速道路に当初は困惑!?
高速道路の魅力にとりつかれ、サービスエリアやパーキングエリアなどの愛好家が集まる「日本サぱ協会」の会長を務める山形みらいさんからは、日本初の高速道路に関するクイズ。
<問題>
1965年に全線開通した日本初の高速道路“名神高速”。当初、特に多かった交通違反は?
<正解>
低速の速度違反
通常高速道路の最低速度は50km/hと定められていますが、当時は初の高速道路ということで走り方が分からなかったそう。高速道路が珍しく、途中で車を停めたり、ピクニックしたりする人もいたのだとか。
大事な役割を果たすグーとパーの標識!
年間4万kmドライブする道マニア歴12年の片山俊宏さんからは、珍しい標識にまつわるクイズ。
<問題>
寒冷地に多く見られる“グー”と“パー”の標識は、何を意味しているでしょう?
<正解>
凍結防止剤をまく区間を表す標識
山形県発祥の標識で、道が凍らないように凍結防止剤をまく地域で見られます。凍結防止剤をまき始める地点がパー、まき終える地点がグーで、より重点的に凍結防止剤がまかれる場所に設置されているそうです。
他にも有りそうで無い標識がどれかを当てる問題など、全部で7問を出題した「道アベンジャーズ」こと道マニアたち。ミキの2人は全問正解とはなりませんでしたが、マニアックすぎて「どのクイズ番組よりも難しい」と笑いが絶えない回となりました。
1月10日(火)午後11時56分放送 CBCテレビ「道との遭遇」より