マヂラブ野田が美味しさにうなった! お値段格安!人気レストランを運営するのは『名古屋辻学園調理専門学校』の生徒たち
『マヂカルラブリー』の野田クリスタルと村上の二人が東海地方の学校におじゃまし、今どきの“リアルな学校生活”を紹介する『マヂ学校に向かいます』。今回は、名古屋市西区にある『名古屋辻学園調理専門学校』です。
1917年、大阪で誕生した日本最初の料理学校『辻学園』。その名古屋校は、2016年に開校。『上級調理師科』で“学生レストラン”を運営しているとのことで、マジラブが向かいました。
レストラン風の教室におじゃますると、「いらっしゃいませ!」と出迎えてくれたのは『上級調理師科』の2年生。それぞれが、日本料理・西洋料理・中華料理・製菓の4つのジャンルから選択して、専門的に学んでいます。
その授業の一環として、昨年7月にオープンしたのが“学生レストラン”。厨房とホール担当に分かれ、料理の技術だけでなく、テーブルサービスも実践で習得します。お客さんは一般の人のため、授業といえど真剣そのもの。自分たちで料理を作って、接客して、お金をもらう…。まさに仕事と同じです。
この授業で学んだ“おもてなしの極意”を、野田がお客さんとなって見せてもらいました。テーブルに案内され、イスに座る時もスムーズ。出された日本料理は、この日のランチメニューと同じもので、季節野菜の白和えに、サワラのけんちん焼きにワカサギの変わり揚げ三種、焼き鳥丼など盛りだくさん。野田は「うまい! 季節を感じさせようとしてくるね」と、生徒たちが工夫を凝らした料理を味わいました。
全7品で、価格はなんと「1000円」。授業を兼ねているため、お値打ちに提供されています。(*月~金の昼のみ。予約制)
クラスで凄腕の生徒を聞いてみると、この日はホール担当をしていた川井くんという生徒だそうで、調理師学校生が集まる“グルメピック”という大会で、東海地区予選を突破し、全国大会への出場が決まったとか。審査項目の一つである、玉ねぎのみじん切りを見せてもらうと、手際よく、細かく均一の出来上がり。そこで、みじん切り対決をすることに!
川井くんは玉ねぎ半分、マヂラブの二人は4分の1での勝負ですが、そんなハンデはものともせず、川井くんはあっという間に切り終えてしまいます。さらには、目を痛がり涙目のマヂラブに対し、川井くんはまったくその様子がありません。涙が出ない、玉ねぎの切り方の極意を聞くと…、刃を押さえつけるようにして切ると、断面の細胞が壊れ、催涙物質が出てしまうため、よく切れる包丁を使うのはもちろんのこと、刃を滑らせるように動かして切ることだとか。
まもなく卒業し、料理人としてのキャリアをスタートさせる2年生。専門学校のため、生徒の経歴も様々で、以前レストランで働いていて、改めて技術を身に付けるために入学し、これからの就職に胸を弾ませている生徒や、インドネシアやルーマニア出身の生徒もいて、将来は母国で自分の店を開きたいと夢を語ってくれました。在学中にして、高い技術を身につけている生徒たちと出会えた、今回の訪問でした。