『マヂカルラブリー』の野田クリスタルと村上の二人が東海地方の学校に行き、今どきの学校生活を紹介する『マヂ学校に向かいます』。今回は、名古屋市昭和区にある『中京大学付属中京高校』です。『陸上部』に“クィーン・オブ・アスリート”と呼ばれるスーパーアスリートがいると聞いて、おじゃましました！

100ｍハードルの林選手が七種競技に挑むワケ

中京大中京高校の陸上部は、全国制覇男子３回、女子３回の実績を持ち、オリンピック選手を４名輩出している全国屈指の名門で、現在、部員はおよそ１００名。その中で“クィーン・オブ・アスリート”と呼ばれているのが、３年生の林美希(みき)さんです。“１００ｍハードル”と“七種競技”で、それぞれインターハイ２連覇を果たしました。七種競技とは、１００ｍハードル、槍投げ、走高跳びなど７種目の合計得点で競い合うもので、そのチャンピオンが“クィーン・オブ・アスリート”と称されます。普段は、自身の専門の“１００ｍハードル”しか練習しないそうで、他の種目は「大会が練習」と言う、まさにスーパーアスリートなのです。ハードル以外に七種競技に出場する理由を聞くと、「跳ぶ・投げる…いろんなことをすることで体の動かし方が分かるようになり、いつかハードルに役立つかなと思って」と林さんは語ります。

村上、大健闘！ 野田、ハンデにフライング･･･その結果は？

そんな“クィーン・オブ・アスリート”の林さんとマヂラブが対決！ パワー自慢の村上は砲丸投げで勝負です。女子の部で使用の砲丸４キロを投げると、なんと意外にも９メートル越え！ 体重１１３キロのパワーはだてじゃない記録を出しました。このまま勝てるかも…と期待をしつつ、林さんの投てきを見ていると、余裕の１０メートル越え！ 自己ベスト更新の１０ｍ９５ｃｍで圧勝でした。次の競技は、林さん専門のハードル！　挑戦する野田は勝てるはずもないため、５０メートルをただ走るだけのハンデ戦で行うことに。スタートで、野田は軽いフライング。そのまま互角で進んで、わずかに野田が先にゴールイン！ 今回の勝負は、野田が忖度なしの反則勝ちとなりました。

ハードルで勝負「夢は世界大会へ！」

林さんが七種競技やハードルのチャンピオンになれたのは、日々のトレーニングのたまもの！ バーベルを使った“ハイクリーン”というトレーニングは、走る時のスタートダッシュの強化に有効だとか。そして、“スキルミル”という自走式のランニングマシンでは全速力。野田も様々なトレーニングを体験させてもらい、日々のハードさを実感したのでした。林さんに将来の夢を聞くと、「１００ｍハードルで、１２秒台を出して世界大会に行くことです」と、さらなる高みを目指しています。

（ＣＢＣテレビ「チャント！」１月１５日(月)放送より）