2年半で東海3県に11店舗オープン!「ロピア」のプリンには3つの秘密が隠されていた!?東海3県の街角で急増するスポットに迫る!
爆笑問題・太田光と石井亮次アナウンサーが、東海地方の定番を深掘りするバラエティ『太田×石井のデララバ』!今回は「東海3県街角の急増スポット」。今、街角で急増しているスーパー、フィットネスジム、セルフカフェを紹介。短期間で急増した秘密に迫ります。
メガ盛り、コスパ最強スーパー!
まずは、「食生活♡♡ロピア」。2年半で東海3県11店舗に急拡大。2025年は尾張旭市や豊田市にもオープン予定です。
ロピアの特徴は、メガ盛りでコスパ最強な商品が多いこと。「ふっくら焼き鳥(タレ)」は、20本入りで1296円。総重量580gの「GOCHIモンスター牛カルビバーガー」は1078円。さらに、重さ400g厚さ5㎝の「多田工房 豚バラチャーシュー」は1085円です。(※価格や品揃えは店舗・仕入れ状況により異なります)
番組は、「東海3県のロピア人気ランキング」を大調査。(※2024年9月1日~10月10日 東海3県全11店舗で集計)
「東海3県のロピア人気ランキング」第10位は「皮までうまい お肉屋さんが作った肉まん」。皮に甘みがあり、中の餡の味が際立つロピアオリジナル肉まんです。
「東海3県のロピア人気ランキング」第9位は「ミルフィーユローラー(8個)」。トマト、ベーコン、レタス、チーズをトルティーヤで巻いたもの。1個が大きく、食べ応え抜群です。
「東海3県のロピア人気ランキング」第8位は「バナナ」。ロピアのバナナは、とにかく大量。1房に18本もついていることも!
「東海3県のロピア人気ランキング」第7位は「黄(ファン)さんの手造りキムチ」。作っているのは大阪鶴橋で創業50年のキムチ専門店「高麗食品」。定番の白菜の他、れんこんや山芋など、30種類近くのキムチが買えるのは、東海3県でロピアだけです。
「東海3県のロピア人気ランキング」第6位は「みなもと牛」。もともと精肉店として創業したロピアは、牛肉を1頭買いで仕入れています。お店の冷凍庫には全国各地から仕入れた牛肉が200㎏以上!厳選した4等級の国産牛を、ロピアオリジナルのみなもと牛として販売。ミスジ、イチボ、ランプなどの希少部位も取りそろえています。
「東海3県のロピア人気ランキング」第5位は「ノルウェー産アトランティックサーモン」。キングサイズの生サーモンは、一回も冷凍せずにノルウェーから空輸しているので、脂がとろける食感が特徴です。
「東海3県のロピア人気ランキング」第4位は「シャインマスカット」。粒が大きくて甘いシャインマスカット。お弁当に入れたり、パンケーキにのせたりと食べ方はいろいろです。
「東海3県のロピア人気ランキング」第3位は「はみ出し巻き」。分厚くカットされた生サーモンと本まぐろが、はみ出している海鮮太巻き。はみ出た部分を切り取って、刺身として食べることもできるのだとか。
「東海3県のロピア人気ランキング」第2位は「ロピア自社製ウインナー」。800gも入ったメガ盛りサイズの「薫煙ポークウインナー」や、国産豚肉を100%使った「薫煙荒挽ウインナー」は、噛んだ瞬間に脂が出てくるジューシーなウインナーです。
年間100万個売れるプリンの秘密とは?
「東海3県のロピア人気ランキング」第1位は「バニラビーンズ香るごほうびプリン」。全国のロピアで年間100万個以上売れている大人気商品。取材した日は平日でしたが、約200個売れました。
なめらかでとろとろ食感の秘密を探るため、神奈川県にあるロピアのグループ会社「利恵産業」のプリン製造工場へ潜入! とろとろになる秘密は3つ。
1つ目は「卵」。一般的なプリンは全卵(卵白+卵黄)を使うことが多いですが、なめらかさやコクを出すために、卵黄だけを使用。卵白が入ると硬い食感になってしまうのだとか。
2つ目は「温度計」。温度管理をすることで、なめらか食感にしています。プリンの原料に温度計を刺し、設定温度を超えないように何度も細かくチェック!高温だと硬くなってしまうそう。
3つ目は「こし器」。こし器を二重にしてこすことで、混ぜる時にできたダマや泡を取り除くことができ、とろとろ食感になるそうです。こうしてできたプリンの原液は、いったん冷ました後、スチーマーで蒸し上げたら完成です。
売り場が競い合うチーフ制度!
ロピア急拡大の理由は、チーフ制度にもあり。各売り場にチーフ(責任者)がいて、各店舗で売るものや値段を全て決めています。各売り場のチーフ同士がライバルとして競い合うことで、売り上げを伸ばしています。
各チーフはリアルタイムの売り上げ情報をチェック。ロピアでは各売り場がそれぞれ独立したお店という方針なので、自分のところはもちろん、他の売り場のことも気にしています。
中には、新商品を開発して、他の売り場と差別化するチーフも。一般的なスーパーの場合、本部が一括して商品開発を行いますが、ロピアではチーフが店舗オリジナルの商品を独自に作れます。
親会社はリフォーム大手!毎月2店舗のペースで急増中!
続いて、愛知発祥の「セルフカフェ」。土日はほぼ満席で、ドリンク1杯を購入すれば、長時間利用が可能で、店員さんはいません。名古屋・ささしまに1号店ができたのを皮切りに、2年で25店舗まで拡大。今も毎月2店舗のペースで増えているスポットです。
名古屋市内の4店舗で、利用者が何をしているのか調査したところ、第3位は「仕事」。第2位は「ライブまでの時間つぶし」。ささしまライブ店はライブ会場の目の前です。第1位は「勉強」。図書館より気軽に過ごせて、一般的なカフェより長居できるのが魅力。カフェと図書館の間のような雰囲気が、人気の秘密でした。
セルフカフェ・鈴木代表によると、無人なので人件費がかからず、24時間営業できるのが急増の理由とのこと。親会社は、名古屋が本社の業界大手リフォーム会社「ニッカホーム」。自前で施工するので出店費用が安いのだとか。
セキュリティについては、常時カメラで遠隔監視。ドリンクを買わない人や利用法を間違えている人には、本部から遠隔でアナウンスしているそうです。
同じ広さの空き物件を見つけてスピード出店!
続いて、フィットネスジム。2013年に全国で2600店舗だったのが、10年で約5900店舗にまで拡大(帝国データバンク「フィットネスクラブ・スポーツジム業界動向調査2023年度」)。特にライザップグループが手がける「チョコザップ」は、東海3県では2年で152店舗と急増中です。
取材した千種店は、元々飲食店の「風来坊」があった場所。チョコザップの広さがコンビニや飲食店と同じくらいのため、比較的物件も探しやすいのだとか。全国各地のパートナー企業から空き物件情報が入り、スピード出店できるそうです。自治体施設や高速道路のパーキングエリアにも出店しているそうです。
CBCテレビ『デララバ』2025年1月29日(水)放送より