アート作品を漕げる?新潟から4年ぶり開催の「越後妻有 大地の芸術祭」を 紹介!
豊かな自然の中で現代アートを楽しめる国際芸術祭「越後妻有 大地の芸術祭」が4年ぶりに開催。『ゴゴスマ』の「列島生報告 今日はダレなんサー」では、BSN新潟放送の黒崎貴之アナウンサーが現地から生中継。芸術祭の魅力を紹介しました。
『ゴゴスマ』の新潟中継は3年ぶり!MCの石井亮次アナが呼び掛けると、黒崎アナは色鮮やかなアート作品の後ろから「石井さん!お久しぶりです!」と笑顔で登場しました。
黒崎アナが訪れた十日町市は、新潟県の南部に位置し、豪雪地帯として知られています。多い年では市街地でも2~3メートルも積雪があり、新潟の中でも特に春夏秋冬がはっきりしている地域です。
「大地の芸術祭」は、十日町市と隣の津南町からなる「越後妻有地域」で開催されるアートの祭典。黒崎アナは「3年に一度開催されており、昨年開催のはずでしたが、新型コロナウイルスの影響で中止になりました。8回目となる今年の開催は、実に4年ぶり!国内外の作家による300点以上の作品が展示されます。越後妻有の里山の全体に展示されるので、訪れた人は作品を楽しみながら観光ができます!前回の2018年は、延べ54万人以上が訪れました」と説明します。棚田などの美しい風景の中に佇む現代アートの映像に、スタジオからは感嘆の声が上がります。
黒崎アナが先ほど隠れていたのは、大谷美香さんの「花笑む。」という作品。十日町の力強い大地から、新しく生まれて咲き誇る「希望の花」を生け花で表現しています。
ここで、大地の芸術祭実行委員会事務局の柳昌光さんが登場。4年ぶりの開催に臨む意気込みを伺います。柳さんは「例年は夏だけの開催ですが、今年は7月から11月までのロングランです。7月30日からは新しい作品の展示が始まり、多くの方に作品巡りを楽しんでいただいています」と話します。開催期間中にも新しい作品が誕生していくとのこと。
黒崎アナは、後方にある個性的な作品に注目。たくさんの自転車を金属で組み合わせた大きな作品が展示されています。柳さんは「こちらは東弘一郎さんの『廻転する不在』という作品です。
実際に越後妻有で暮らしている方々が使っていた自転車を集めて作っています」と解説してくれました。
「この作品は体験できるアートで、自転車のペダルを漕ぐことができます。実際に乗ってみます!」と、黒崎アナはハシゴをのぼってサドルに座ります。ペダルを漕ぐと、後ろの自転車群が観覧車のように回転しました!「空を飛んでいるようにも感じます!大人から子どもまで楽しめる作品になっています!」とアート体験を全力リポートです。
最後に黒崎アナは「大地の芸術祭は11月13日まで楽しむことができます!ぜひ、一度お越しください!」と、柳さんと手を振ってPR。新潟からの中継を終えました。
(8月5日(金)放送 CBCテレビ「ゴゴスマ」より)