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伝説の番組企画「地名しりとり」が約20年ぶりに復活!新たな挑戦者は誰!?

伝説の番組企画「地名しりとり」が約20年ぶりに復活!新たな挑戦者は誰!?

CBCテレビの深夜番組「ノブナガ」のコーナー企画で放送されていた「地名しりとり」(2001年~2004年放送)。ワッキー(ペナルティ)が3年9か月間全国を旅した人気企画が、約20年ぶりに復活することに。新たな挑戦者は誰なのか!?【CBCテレビ 岩井富士夫】

CBCテレビ「ノブナガ」より

「地名しりとり」は、ワッキー(ペナルティ)が出会った人と「地名のしりとり」をして、相手が答えた地名に移動をして、再び「地名のしりとり」をするという企画。番組が設定したゴールは、愛知県、岐阜県、三重県で、この3県全ての地名が出たらゴール。

CBCテレビ「ノブナガ」より

2001年に「地名しりとり」をスタートするも、なかなか3県全てに辿り着くことができなかった。ゴールできたのは、なんと3年後の2004年。総移動距離は、約24万7000キロ。タイ、ブルネイ、ハワイなど海外へも飛ばされた。

ワッキーが悪戦苦闘する姿にテレビの前の人たちは釘付けとなり、視聴率も回を重ねる度にアップしていった。深夜1時放送、番組スタート時の視聴率は約3%。それが、最終的には約15%を超えるという奇跡的な視聴率を稼ぐ番組となった。

これは、高視聴率のゴールデン帯の番組並みの視聴率だ。この番組の醍醐味は、どこに行くかは、しりとり相手次第。したがって、北海道にいたと思ったら、翌日には沖縄にいるということもあった。しかも、番組ルールとして飛行機の使用はNG。電車と船を使って移動しなければならなかった。

CBCテレビ「ノブナガ」より

ワッキーは、様々な土地を訪れ、多くの人と触れ合い、奇跡的なエピソードをいくつも誕生させた。「地名しりとり」というゲームではあるが、単なるゲームに終わらず、「人と人との感動的な出会い」があったからこそ多くの人の心を掴むことができたのだと思う。

2001年の番組スタート時から、2022年の今、世の中は大きく変化した。地上波テレビは、アナログからデジタルに変わった。ガラケーは、スマホに。撮影で使っていた家庭用ビデオは、高性能デジタルビデオになり、テープはSDカードになった。

CBCテレビ「ノブナガ」より

移動の切符は、ICカードになり、時刻表はスマホアプリへと変わった。そして新型コロナ。世の中は、大きく変わった。しかし、「復活!地名しりとり」では、当時も今も変わらない「人と人との温かい交流」を大切に番組作りを目指すそうだ。

気になる今回の「復活!地名しりとり」の旅人だが、ワッキーではない。挑戦者は後日YouTubeなどで発表されるとのこと。どんな番組になるのか私も楽しみに待ちたい。

【CBCテレビ 岩井富士夫】(1988年入社)
・コンテンツデザイン局コンテンツプロデューサー
・2001年「ノブナガ」スタート時の総合演出を担当
・その他「旅ずきんちゃん」「サンデードラゴンズ」「ゲンバビト」などバラエティを中心にプロデューサー、ディレクターを担当
・現在、YouTubeや地上波テレビなど様々なコンテンツを制作

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