ランウェイモデルも学生が演じる、高校生活集大成のファッションショー! 名古屋市南区の高校の伝統のイベントにパンサー向井も感動!
名古屋市南区にある『名古屋市立桜台高等学校』は、ファッションのスペシャリストを養成する『ファッション文化科』もある高校です。
昨年、3年生の生徒から「10月に行うファッションショーに向けて、衣装制作をしています」とのメールが番組に届きました。卒業前には皆さんにお会いしたい!ということで、向井くんはいざ学校に向かいました。
メールをくれた3年生の教室におじゃました向井くん。ほとんどの生徒が私服を着ていることに気づき、その理由を尋ねてみると、コロナ禍になってから換気のために教室の窓を開けることも多く、制服だと体温調節が大変ということで私服登校がOKになったとか。
向井くんはさらにその私服について「手抜けないな…みたいなのはないの?」と聞くと、「気合い入れている子もいるし、ジャージで来ている子もいます」との返答が。
さすがファッション文化科の生徒は皆さんおしゃれで個性的。この日は撮影があるということで、さらに張り切ったファッションの生徒もいたようです。
皆さんのファッションチェックを楽しんだあとは、「向井さんのことが大好き」という生徒と対面。話をはじめた途端、目に涙を浮かべるこの生徒。向井くんは「初じゃない!? 向井で泣いた子!」と驚きと嬉しさを隠せません。
そして、今回の本題の昨年10月のファッションショーについて、メールを送ってくれた理由を企画委員長の生徒に聞くと、「一般のお客さんを例年呼んでいたんですけど、コロナ禍で呼ぶことができなくなってしまったので、多くの方に(ショーを)見てもらいたいなと思って」メールを送ったそう。
今年度で71回目の開催となる、3年生の伝統イベント。およそ1年かけて、衣装だけでなく、照明、音楽などイチから生徒たちでファッションショーをプロデュース。もちろん、モデルとしての出演もします。このイベントに憧れて、入学する生徒も多いのだとか。
しかし、「大テーマを決めるのが一番大変だった…」と通常の苦労に加え、コロナ禍で進めていかなければならなかった難しさを皆さんは語り始めます。クラス内で対立が起こったり、話し合いは対面ではなく電話という不便さがあったり、音楽を決める時もスマホから流れてくる音で判断…と、リモート作業の大変さを痛感したよう。「たぶん、全員泣いてるかな?」と語る生徒もいて、多くの生徒がファッションショーを進めていく中で泣いた経験があると手を挙げました。
コロナ禍で感じた、人に想いを伝える難しさや大切さ。見えない想いを込めたショーのテーマは“Dear”です。会場では限られた人しか見られなかったファッションショーですが、その映像を向井くんも見せてもらいました。12チームに分かれ、伝えたい想いを表現。ビーズをふんだんに使った服や真っ白で光を放つ服、そして、ショーのトリを飾ったのはウエディングドレスです。学びの集大成であるファッションショーは、1時間15分に渡り行われて幕を閉じました。
(CBCテレビ“チャント!”内『いざ、学校に向井ます』1月19日放送より。
パンサーの向井慧が東海地方の学校を訪ね、生徒や先生を紹介)