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開発が進む「空飛ぶクルマ」に搭載へ 空中の道を示す“ナビゲーションシステム”の実証実験 三重・鳥羽市【チャント!】

三重県が実用化を目指している「空飛ぶクルマ」。
14日、その車内に搭載することを目指した「ナビシステム」の実証実験が行われました。日本初となる空の「カーナビ」とは?

世界各国で開発競争が進む“空飛ぶクルマ”。

 交通渋滞の解消や災害時の救急搬送など、幅広い分野での活躍が期待されていて、日本でも、トヨタなどが出資する会社が、乗用車とほぼ同じサイズの空飛ぶクルマの開発を進めています。

そんな中、14日に三重県鳥羽市で行われた実証実験。

ドローンに搭載されているのが三重県の事業の一環として、東京の会社が開発した日本初の“空のカーナビ”「AirNavi」です。

ナビ上の画面には、約3キロ離れた目的地までの最短ルートを示す「空の道」が現れ、天候や風速など地上で使うカーナビにはない情報も表示されています。

「『空』というのは空間だけで道がないので。ルートを示して、その上を飛んでいただく。それこそ10年先、20年先になるか分からないが。個人の方が1台ずつ持つ時代も来ると思うので。そういうことを見越した機能を含めて開発を行っている」
(エアモビリティ 元井靖行・本部長)

三重県は今後も実証実験を進め、2023年には“物資”を、2027年には“人”を運ぶ「空飛ぶクルマ」の実現を目指しています。

誰もが車で空を飛ぶ…、そんな未来が少しずつ近づいているのかもしれません

2021年11月29日放送 CBCテレビ「チャント!」より

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