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「香ばしくてクルミの甘さ…すごい!」郷土の味“五平餅”に、あんこは「長年の勘」の“やきもち” 岐阜県瑞浪市でなりゆきグルメ旅!!

「香ばしくてクルミの甘さ…すごい!」郷土の味“五平餅”に、あんこは「長年の勘」の“やきもち” 岐阜県瑞浪市でなりゆきグルメ旅!!

なりゆきアフロ ~岐阜県瑞浪市の旅(1)~

CBCテレビ(東海エリア)で夕方放送の報道情報番組【チャント!】。
金曜日の人気コーナー、アフロヘアーがトレードマークの副島淳くんがリポートする『なりゆきアフロ』は、東海地方の125市町村を巡り、そこで出会った人に「町のおいしいもの」を聞き、その場所へ行って味わう“なりゆきグルメ旅”です。
さて今回は、今話題の戦国武将・明智光秀ともゆかりがあるという『岐阜県瑞浪市』を旅しました。

オススメは子どもの頃から食べている“やきもち”

瑞浪駅前を歩く副島くん。ビルの中から手を振ってくれる方々に招かれ入ってみると、そこは市民の交流スペースとして開放している【Mビル】という建物。
休憩したり、集中して勉強や仕事をしたりなど、空き時間を有効に使うことができる場所です。ここの運営に関わっているという地元の方に瑞浪市のおいしいものを聞いたところ教えてくれたのは、『とらやさんっていうお餅屋さんのやきもち』だとか。
「ちょっと焼いてあって、中にあんこが入っていているお餅」で、一般的な焼き餅とは違うが、子どもの頃から馴れ親しんでいる味だそう。

そして、お店に向かうと構えが新しく「想像していたお餅屋さんと全然違うんだけど」と副島くん。取材交渉をすると快くOKをいただき、80歳を超える初代の父さんとお母さん、2代目の息子さんから大歓迎を受けました。

やきもち=焼き大福 そのお味とは?

瑞浪駅から歩いて10分程度の【とらや製菓舗】は、元々は完全受注販売の餅屋でしたが、2年前に店舗を改装し、お店でも販売するようになったとか。まだまだ新しい構えであることも納得です。

『やきもち(焼き大福・120円)』は、佐賀県産の“ひよくもち”というもち米を使い、あんこも自家製。家族3人で手作りし、焼き目をつけて仕上げるこのお餅は、瑞浪市観光協会の推奨品にも選ばれています。

いただいた副島くんは、「ホントにお餅がマジやわらかい。弾力が凄くて、こんがりと焼き目が付いたところの香ばしさがいい! あんこの甘さとこのお餅のバランスが絶妙!」とおいしさを実感。

あんこはお父さんが作っているそうで、58年間やってきた「長年の勘」だとか。

家族仲良く営むこのお店のお母さんに、夫婦円満の秘訣を聞いてみたところ「諦めることやね」と即答をいただいて、大笑いをした副島くんなのでした。

オススメは手土産にする郷土の味

瑞浪市のおいしいものを探すべく副島くんは、【とらや製菓舗】のご家族に聞くことにします。すると、教えてくれたのは『五平餅』。瑞浪駅前にある【あまから】というお店のもので、来客の手土産に使うこともあるというオススメの五平餅だとか。

そして、お店に向かうと取材はOK! 瑞浪市の隣、恵那市の中山道・大井宿に本店がある老舗で、副島くんがおじゃました店舗は【あまから 瑞浪店】です。
店内はお食事処のようにテーブルがあり、家族で来ていたお客さんと出会いました。愛知県春日井市から、このお店の五平餅を食べる目的で訪れたそう。奥さんが地元出身で、高校生の時に結構通っていたお店だそうで、結婚してからも何度も食べに来るほどのファンだとか。

この店の五平餅は団子型。もちろん1本から買えますが、店内ではお食事として味わえるセット(6本・660円)もあります。

東海地方出身者ならずとも懐かしい味!

副島くんも五平餅をいただくと「東海地方生まれでもないんですけど、めちゃ懐かしい味!」と素朴なおいしさを感じます。さらに「ホントに香ばしくて、くるみの甘さっていうんですか?すごい! おいしいごはん食べた時に例える表現だと思うんですけど、一粒一粒が立っている感じがしますね」と食感を伝えます。
このお店では、恵那市岩村産のお米を使い、ゴマとクルミが入った醤油ベースの特製ダレをつけて香ばしく焼き上げています。

取材の対応をしてくれた3代目になるご主人が、「五平餅は“餅”という漢字を使いますけど、もち米は入っていないんです。半づきっていうんですけど…」と五平餅の作り方を教えてくれました。炊いたお米を半分程度潰すことによって、餅のような粘りを出しつつ、ご飯のつぶつぶの食感を残しますが「この加減が難しい」とのこと。

おじいさんが始めた味を追い求め、この地域の郷土食でもある五平餅を守る3代目なのでした。

(2021年1月29日放送「チャント!」より)

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