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笑顔さわやかアナが愛知・豊田市の『松平まんじゅう』を調査! モチモチ感と甘さのバランスがたまらない老舗の銘菓!

その町以外ではあまり知られていないけど…地元の人はみんな知っている! その町で生まれ、町に根づく愛されフード。CBCアナウンサー2年目の松本道弥アナが全力で調査します。

CBCテレビ『チャント!』いただきます!ほぼ地元だけ 愛されFOOD

今回は『愛知県豊田市』。地元の視聴者から情報をいただいた『松平まんじゅう』を調査しました。道行く人に尋ねると、「有名」「大好き」という声が聞かれ、黒糖入りの皮にこしあんが入った饅頭で、確かに誰もが知る愛されフードのようです。『松平』は地名ということで、早速、その場所に向かいました。

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緑豊かな豊田市松平地区は、松平氏・徳川氏の発祥の地といわれ、徳川家康の8代前の松平親氏(ちかうじ)が名をあげた歴史ある場所。この地で『松平まんじゅう』を製造販売するのが『ふるさと本舗』です。

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お目当ての饅頭は平たくやや大きめで、茶色い皮に黒ゴマがのった、何とも懐かしさを覚える商品。松本アナは、モチッとした食感と絶妙な甘さに笑みがこぼれます。

『松平まんじゅう』は、良質なこしあんを、黒糖を混ぜ込んだ生地でくるむ素朴な饅頭。あんを包んだ生地を、均等な厚さに平べったく仕上げるのがこだわり。現在、店主の2代目も先代から「このぺったんこが絶対おいしい」と言われ、どこを食べても皮とあんのバランスが良い平らな形と昔ながらの味を守り続けています。多い時で一日2000個ほどを販売するという、まさに豊田市の愛されフードなのです。

店の創業は、昭和26年。先代が愛知県安城市の和菓子店で修業をしたのち、この松平地区で店を構え、夫婦で切り盛りをしていました。そこへ嫁いできた現店主が店を手伝い、平成元年に跡を継ぐことに。

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そこで、一番人気だったこの茶色い饅頭を看板商品として売り出そうとしたのですが、当時この商品には名前がなく、いざ付けようとしたところ商標登録の問題が立ちはだかります。何度も申請を繰り返し、3~4年かけて『松平まんじゅう』という名が決定。「うれしかった。心の中はお祭りですよ」と、その時の心境を語ります。そして、この名前を広く知らせようととった方法が、ヘリコプターを使ったPR。商品名の垂れ幕とアナウンスで賑やかに行ったそうです。

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そして、およそ30年前に地名を付けた饅頭は町を代表する銘菓となり、知名度もどんどん上がっていきました。また、『ふるさと本舗』では幼い頃の思い出として刻まれるように、地元の幼稚園や小学校からの工場見学も積極的に受け入れています。松本アナも今回特別に見学させてもらい、蒸し上がったばかりの『松平まんじゅう』をいただくと、さらにモチモチ感のある出来立てのおいしさを堪能したのでした。

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(8月26日(金) CBCテレビ「チャント!」より)

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