「(パンサー尾形の)サンキュー!のパクリですね」ネルソンズ・和田まんじゅう…名古 屋の番組でどさくさ紛れに明かす「まんじゅう~!」
5日午後、CBCテレビ『ちょい足し』に、お笑いトリオ・ネルソンズの和田まんじゅうさんが出演。ロケ先で出会った男性から決め台詞「まんじゅう~!」の成り立ちについて問われ、「サンキュー!のパクリです」とあっさり先輩・パンサー尾形さんのマネをしたと明かす一幕がありました。
番組で和田さんは、愛知県豊田市稲武地区にあるバス停「どんぐりの湯前」発の路線バスに乗り、県境を越えて長野県根羽(ねば)村へ。終点「根羽」まで行き、そこからさらに先の奥地を旅のエリアとして『ちょい足し』することで、テレビなどで紹介されていない魅力的なスポットが見つかるかどうかを検証しました。
道中の看板で見つけた「ネバ―ランド」が気になり、向かってみることにした和田さん。途中、“武田信玄終焉の地”とされる信玄塚に立ち寄ると、「武田信玄…、日本地図書いた人ってそんな名前でしたよね?」とスタッフに確認。どうやらボケではなく、素で伊能忠敬と間違えたようで、思わぬところで歴史の弱さを露呈していました。
裸の大将を彷彿とさせる装いで、美しい風景を見つけてはスケッチブックを取り出し、全く関係ないネコやウサギのイラストを描くというネタを丹念に挟みながら進んでいくと、「おっ、食べ物屋さんあるじゃないですか!『1キロ先・デコ―』行きましょうよ、デコ―!」
和田さんが取材交渉し、見事快諾となったのは『cafe DECO』。28年前にオープンし、オススメはカレー。オーナーの石原さんいわく「銀座で65年続いてる有名なカレー屋さんのカレーを出してますから。ウマいと思います」
その店自慢の逸品がコルマカレー(1300円)。インド・パキスタン料理の名店『デリー』と同じカレーだそうで、タマネギの濃厚な甘みと香りあるスパイスの組み合わせに、和田さんも「ピリ辛で美味しいです!オムレツも美味しいなぁ」とあっという間に完食。
そこで、ふと和田さんがある事に気が付きました。「どうして店の中に写真がいっぱいあるんですか?」すると、「このお店の中にある写真は全部僕が撮った写真」と石原さん。「マドンナは、彼女がデビューする3か月前の写真です。あの時は無名だったから、こんなに有名になるとは思わなかったね」
実は石原さん、37歳で渡米し、14年間ニューヨークでカメラマンとして活動をしていたいう意外な経歴の持ち主。「お父さんに会ったら後々売れるみたいな事ですか?」「そうかもしれんね(笑)。売れるぞ!写真、撮ってあげるよ」
なんとご厚意で特別に写真を撮ってもらえることに。ポージングの指導までしていただき、和田さんキリッと決め顔です。「愉快な感じで」との演出には、グーパンチを突き出して自身お約束のひとこと「まんじゅう~!」を披露。
「どういう意味で、それを使ってるわけ?」と石原さんから不思議そうに尋ねられると、和田さんは握りしめたこぶしから人差し指を出して、「サンキュー!のパクリですね」と、パンサー尾形さんの持ちネタをパクったものだとあっさり告白。
突然の暴露に、VTRをスタジオで見守っていたMCミキの亜生さんは爆笑。昴生さんも「言うた!やっぱそうなんや!」と、驚きつつも納得といった表情を見せていました。
撮れた写真は白いランニングシャツ姿ということを除けば、まるでお見合い写真のような素敵な仕上がりに。「うわ!かっこいい、めっちゃいい!」と和田さん大満足。数々のスターの写真を撮ってきた石原さんも「あんまりこういうポーズしないからなぁ、あんた見かけは面白い。頑張ってね!」と見た目のインパクトについては太鼓判。和田さんはエールを贈られ、店をあとにしました。
その後歩みを進め、目的地としていた根羽村で一番大きな商業施設『森の駅 ネバーランド』に到着した和田さん。
地元の素材を使ったヨーグルトや豆腐などの特産品が並んでいましたが、「あっ、根羽村だからネバーランドなんだ!」と今さら感が漂う発見…。これには昴生さんから「どこで気づいとんねん!」亜生さんからも「遅い!」などとツッコミが相次いでいたのでした。
(2月5日(土)午後5時放送 CBCテレビ『ちょい足し』より)