山之内すず、過酷な1人ロケ“快諾宣言”…山道ずっと続いても「大好きです!マジでニコンのカメラ持って行きます」
25日午後、CBCテレビ『ちょい足し』に、山之内すずさんが出演。お笑いトリオ・ハナコの岡部大さんが挑戦した、ひたすら山あいを歩き続ける過酷ロケを見て「山道、大好きです!ロケ行きますよ」と“宣言”。そのツラさを知るMCミキの2人から、本当にオファーがいくのでは…と心配される一幕がありました。
番組では、岐阜県恵那市の恵那駅から出ている路線バスで終点「小野川」まで行き、そこから先の奥地を旅のエリアとして『ちょい足し』することで、テレビなどで紹介されていない魅力的なスポットが見つかるかどうかを検証しました。
この企画に初めて挑むハナコ岡部さん。恵那駅到着後わずか6分で撮影が始まる独特のスケジュールに驚愕すると、これまたすぐに乗車したバスに揺られ、分からないことだらけのままバス終点に辿り着きました。
しかし岡部さんの本当の試練はここから。家等はなく人も全く通らないため“ただ黙々と歩く”という、芸人としては不安過ぎる展開に。何とか突破口を…と、道端の電話ボックスに絡んでいきますが、扉を開けた途端、特大サイズのクモに撃退されてしまいます。
目的地すら決まらず、とりあえず歩みを進めてみる岡部さん。目に飛び込んできた「恵那山荘」の看板に吸い寄せられ、「山荘がある!行ってみよかなぁ…5.6キロ!?めちゃくちゃ奥じゃん!」
悩んだ末に山荘へ向かうも、誰とも会えないまま1時間が経過。すると、ついに川の近くで工事のための作業をしていた男性を発見。岡部さんが声をかけたところ、仕事中にもかかわらず、斜面を駆け上がって来てくれました。地元の方ではなかったものの周辺の事情は分かるようで、「誰もいないよ、この先」と悲しい情報が…。
それでも道中初めて人と話せたことで、テンションが上がってきた様子の岡部さん。「あっ、ウォーキングマップだ!やった!」“シロヤシオ渓谷ウォーキングマップ”と書かれた手描きの案内図を見つけると、「縮尺がどこにもない…。どの距離感でどこに何があるか分からないけど、このまま県道行くより遊歩道の方が山荘へは近道だ!」
遊歩道を進む事を決断し、すぐ横にあるはずの入り口を探しますが、それらしき道は見当たりません。「え?ちょっと待って?これ遊歩道?」目の前には木々が生い茂り、大きな岩がゴロゴロあるただの斜面。何度も案内図を見て、現在地と川の間にあるという遊歩道の場所を確認しますが、「ここ?…いやいや、山でしょ」
どうやら15年程前に作られた遊歩道で、なかなか整備が追い付かず、現在の状態に。一応「遊歩道」で間違いないとのことで、軍手をつけて木や岩につかまりながら斜面を登っていく岡部さん。「思ってた街ブラじゃなかったなぁ、山ブラでしたね」。その後、ヒノキに似た日本特産の常緑針葉樹『サワラ』の巨木を発見したところで、VTRは次回へと続いたのでした。
山あいのバス停をスタートし山中に分け入っていく岡部さんの孤独な闘いを、スタジオで終始大笑いしながら見守っていた山之内すずさん。ミキの昴生さんから「どうなん?すずちゃんはこういう山道とか」と問われると「大っ好きです!」と即答。
「一泊二日で千葉の鉄道に乗るために一人旅するぐらいです(笑)」と続けると、亜生さんは「え~素敵!」と、山之内さんのアクティブさに驚いていましたが、昴生さんはハッとした表情で、「オファー来ますよ、そんなん言うてると」と、スタジオをチラチラ見回しながら注意を促しました。
ここで山之内さん、「行きますよ!マジで」とまさかの“快諾宣言”。これまで多くの芸人等が打ちのめされてきた、この旅の過酷さを知るミキの2人は「えぇ!?はい言っちゃった!俺は知らん、ホンマに」「知らんで、マジで!」と言いつつも心配な様子。
「ニコンのカメラ持っていきますもん!」とやる気をみなぎらせる山之内さんでしたが、亜生さんが冷静に、「言うとくわ。そんな写真撮るような体力なんかないで!」とツッコむと、腕を組み、困った様子で大笑いしていました。
(12月25日(土)午後5時放送 CBCテレビ『ちょい足し』より)