花粉症の人は要注意!?命を脅かす大人のアレルギー

2020年2月23日(日)放送 【第394回】
花粉症の人は要注意!?命を脅かす大人のアレルギー

サマリーSummary

ゲンキスチューデント:新井恵理那
ゲンキリサーチャー:レギュラー
ドクター:鈴木慎太郎
今年も花粉の季節が到来。近年花粉の飛散量の増加などに伴い、あらゆる世代で花粉症を発症する人が増えています。また、花粉症がさらなるアレルギーを引き起こし「大人のアレルギー」になる事も。大人のアレルギーは一度発症すると治りにくく、命の危険に及ぶ事もあるのです。そこで今回は、花粉症の対策法と大人のアレルギーの実態に迫ります。

花粉症対策「マスクの正しい着け方」

<マスクの着け方のポイント>
▼マスクを半分に折り顔の中心に合わせる
中心がずれると、頬の部分に隙間ができてしまいます。
▼ノーズフィッターを鼻の形に合わせる
鼻の周りの隙間にも注意しましょう。
▼プリーツをしっかり広げて顎をカバーする
顎下の隙間もしっかりカバーしましょう。
▼両手でなじませて全体をフィットさせる

花粉症対策「にごり酢」

花粉症対策として、今「にごり酢」が注目されています。にごり酢とは、ろ過・加熱される前のお酢。一般的な酢より酢酸菌が多く、積極的に摂取する事で花粉症の症状を和らげてくれる効果が期待できます。

・オススメレシピ「ヨーグルト“酢”ムージー」
<材料(2人分)>
牛乳100cc
ヨーグルト100g
にごり酢 大さじ2
お好みで ブルーベリー

<作り方>
作り方は、材料を混ぜ合わせるだけ。にごり酢がスーパーなどにない場合は、黒酢・バルサミコ酢でも代用可能です。

花粉症の人は要注意!大人の食物アレルギー

花粉症の人は、花粉と共通したアレルギー物質をもつ食物を食べる事によって、食物アレルギーを発症する事があります。

<食物アレルギーが引き起こす主な症状>
食べ物を食べた時に口の中がイガイガ・ピリピリしたり、舌や唇が腫れたりします。他にも、じんましん、湿疹、腹痛、頭痛、吐き気など。重症化すると、喉の粘膜がむくんで窒息を起こしたり、アナフィラキシーショックを起こしたりする場合も。アナフィラキシーショックを起こすと、皮膚や粘膜だけでなく呼吸器や循環器など全身に症状が及び、命の危険を伴う事もあります。

花粉症の人に起こりうる食物アレルギー

大人の食物アレルギー「予防・軽減のためにできる事」

大人の食物アレルギーは画期的な治療法がないため、予防・軽減する事が大切です。

・肌を保湿し抵抗力を高める
アレルギー物質は、口や鼻からだけでなく皮膚からも侵入します。そのため、肌荒れや乾燥にも注意が必要です。肌を保湿して清潔さを保ち、日頃から抵抗力を高めましょう。

・食事の日記をつける
食物アレルギーは、摂取してから数時間~10時間程度経ってから症状が出る場合もあります。そんな時に役立つのが、食事の日記をつける事。特に、原因不明のアレルギー症状が出た場合は、思い出して記しておくと原因特定が早くなります。

疑わしい症状が少しでもある場合は、必ず専門機関で受診しましょう。まずは、自分のアレルギーを知る事が大切です。

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