野球を知り尽くした井端が選ぶドラバッティングオーダー!二番福留起用を進言!そして来季の四番には石川昂弥をご指名!
CBCテレビ野球中継「燃えよドラゴンズ」燃えドラch
吉見一起の“ヨシトーーク”理想の開幕オーダー後編
惜しまれながら、昨年ユニホームを脱いだ元ドラゴンズの絶対的エース・吉見一起さんが早くも燃えドラchに登場!現役時代さながらの絶妙なコントロールで球界裏話や同僚、ライバル話をビシバシ投げ込む!
前回に引き続き開幕オーダーについて、吉見一起さんが井端弘和さんと語ります。前回悩みに悩んだ末、20分かけてようやくオーダーを組み終えた吉見さん。苦悩する姿を見て、“何そんなに時間かかってんの?”と言わんばかりのイバチン。さあ、今度は伝説のいぶし銀・井端監督の番だ!
一番にはチームに勢いをもたらすバッターを
井端『今度オレ?オレは早いよ!』
予想もしないイバチンの返しに動揺を隠しきれない解説者ルーキー吉見さん!
吉見『えっ!ちょっと待って!』
ボード持った瞬間、ポンポンポンとネームプレートを置くイバチン。
その速さにただただ驚く吉見さん!
井端『平田の良い状態と悪い状態を入れておこっと』
ツボを心得てるわ!分かってらっしゃる!
好不調の波が激しい平田の扱いはやっぱりプロでも難しいのだ!
淡々とプレートを置くイバチンの手元を見ては感想をつぶやく吉見さん。
そして感心したかのように一言!
吉見『なるほどっ!』
あっという間に完成された井端監督オーダー!
その中にはあっと驚くサプライズ起用もあった!
井端『一番って勢いをもたらすでしょ?大島は勢いっていう意味ではそうでもない』
おっと!これは大胆発言ですぞ!安定の一番大島を外すのか!?
井端『勢いを与えるといえば根尾よ。根尾しかいない!身体が発散する“勢い”っていうものが大島にはないじゃない?大島もそろそろ一番を打てなくなる年齢になってくるわけ』
となると、大島の適正打順はどこになるのでしょうか?
井端『長いこと野球をやり続けようと思うならば、絶対6番を経験しておくといい。以前から言い続けていることがあって、6番に足の速いヤツがいないとヒット一本で還ってこれないの。ここに足の遅い打者が入ると、各駅停車になってしまうから』
長年培った野球理論をもとにスピーディーで組んだ井端監督の最強オーダーはこれ!
素人目から見ても理にかなった打順に見えるぞ!
1番 京田
2番 福留
3番 ビシエド
4番 高橋周
5番 平田or石川昂
6番 大島
7番 阿部
8番 木下
9番 柳
ポイントは二番福留
井端オーダーの魅力はなんといっても超攻撃型!
相手ピッチャーを構えだけでビビらす福留を二番に置き、平田の調子が悪いとみれば、すぐに期待の星・石川昂弥を送り込む!
なんとも夢を感じさせるオーダーだ!
あれ?ピッチャーが柳になっているぞ(笑)。
すでに開幕ご指名の福谷を追いやってまで柳プレートをボードに張り付けるイバチン監督、恐るべし!
井端『オレのポイントは福留二番』
吉見『色々なことができますよね。これはアリかなぁ』
井端『ドラゴンズで一番出塁率が高いのは周平だから一番も面白いよね!未来を考え打線を組んじゃってもいい?』
イバチン、乗ってきましたね!未来を見据えるなんて面白い!
妄想ドラゴンズ打線の未来を考えるコーナーーーーーー!(笑)
井端『ふたりで考えようよ!まず四番は石川昂弥でしょ!』
ふたりで考えようよと言いながら、ネームプレートをガンガン張り付けるイバチン!
いいよ!いいよ!(笑)
まず打線の中心柱・四番に石川昂弥を据えたイバチン。
これはまさに落合流だ!
鬼も笑う!?来季のドラゴンズオーダー
井端『こうなったら20代だけでオーダー組んじゃおう!だったら京田も入れないと』
これまた速攻でオーダー完成!
将来を見据えた井端監督、吉見投手コーチ率いる若竜ドラゴンズ打線を見よ!
1番 根尾
2番 岡林
3番 高橋周
4番 石川昂
5番 石垣
6番 京田
7番 三好
8番 石橋
9番 柳
吉見『5年後ぐらいですか?』
井端『2年後ぐらいでいいんじゃない?』
吉見『すぐじゃないですか!(笑)』
井端『だって5年後だったら周平が30代になっちまうもん!(笑)でもちょっと左が多いね!』
吉見『来年のドラフトに期待するしかないですね』
あくまで2年後にこだわってオーダーを組み続けるイバチン!
井端『これでどうだ!』
1番 根尾
2番 京田
3番 高橋周
4番 石川昂
5番 ビシエド
6番 岡林
7番 石垣
8番 石橋
9番 高橋宏
オリンピックのようなオーバーエイジ枠として右のビシエドを加えた2年後の強竜打線が完成したぞ!
井端『これどう?来年のオーダー!』
一年また繰り上がったぞ!(笑)
今年の開幕オーダーの話がいつしか来年の開幕オーダーに話が脱線!
しかしこれは夢多き脱線話です!
(竹内茂喜)