12月9日、中日ドラゴンズの平田良介二軍外野守備走塁コーチが、CBCラジオ『ドラ魂キング』に出演しました。今年から二軍外野守備走塁コーチに就任した平田さん、コーチ一年目を終え、今シーズンを振り返りました。聞き手は加藤里奈と三浦優奈です。プレッシャーで成長平田「ウエスタン・リーグ制覇とファーム日本一。すごく貴重な経験をさせてもらえました。自分の人生の勉強にもなったと思います」ウエスタン・リーグではソフトバンクと優勝をかけて最後の3連戦に臨んだドラゴンズ。9月28日に逆転でウエスタン・リーグ優勝を飾りました。2011年以来14年ぶりとなります。10月4日にはイースタン・リーグ優勝の巨人とファーム日本選手権で対戦。16得点の大勝でファーム日本一。こちらは14年ぶり、7度目の出来事でした。優勝争いの中ではシーズン中以上のプレッシャーがかかると平田さん。普段ミスをしない選手が思わぬ動きをしてしまうこともあったんだとか。平田「こういう緊張感を味わえたのが、選手たちにとってもすごい成長だったと思います」あと二人欲しい現役時代にはCSに行った経験がある平田さん。優勝争いに選手として臨むのと、コーチとして臨むのでは緊張感は違うのでしょうか?平田「コーチも緊張しましたね」コーチとして外野守備の位置をどうするかが大変だったそうです。それに加えてランナーコーチの仕事もありました。二軍の一塁と三塁のコーチは、平田さんと二軍内野守備走塁コーチの森越さんで1カードごとに交代でしていたとか。ウエスタン・リーグ優勝をかけた最後の3連戦は、平田さんが三塁ランナーコーチ。試合の状況と次のバッターを考えながら、アウトにある確率があってもランナーをホームへ回すことがあるんだとか。しかもサインを出しながら判断するんだそうです。平田「自分があと二人ぐらい欲しかったです。ずっと頭が回ってましたよ。目が回らんでよかった(笑)」人情コーチリスナーからも多数質問が寄せられました。「選手時代と比べて、変わったところはありますか?」(Aさん)平田「選手の時より真面目かもしれない(笑)」選手時代は自分のことを考えていればよかったそうです。いわば自分第一。コーチとなると、常に選手を見ておかなくてはならないとか。平田「選手がいて自分がいる。自分はどうなっていもいいからみたいな感じなんで、そこが逆だと思いましたね」「今年の5月、カープ戦を見にマツダスタジアムに行きました。平田コーチのコーチ姿をチェックしようと思い、平田コーチのほぼ真後ろの席で観戦しました」(Bさん)カープの佐々木選手がヒットを打った後の回。「ナイスバッティング」と佐々木選手に声をかけていたそうです。「平田コーチの優しさを感じる試合でした」(Bさん)平田「この子は将来活躍するやろうなと思ったんで、唾つけときました(笑)」成長した濱選手外野守備を担当していた平田さんから見て、特に成長したのが尾田、濱、鵜飼の3選手だそうです。現役ドラフトでDeNAに移籍した濱選手について聞くと。平田「濱は肩が強いんですよね。ヒーロータイプでカッコイイプレーが好きなんですよ」肩は強いのですが、バックホームへ投げる時に高く浮いてしまうんだそうです。高く浮いてしまうとバッターランナーにセカンドへ行かれるんだとか。そのため、バッターランナーがセカンドに行けない高さで投げられるようにしたそうです。もう一つ捕球の際の打球判断も改善。平田「彼はウエスタンリーグ14球団の中で、UZRって言う守備指標のひとつが4位なんですよ。だからすごく成長したと思います」ミスター・ドラポジ「尾田選手の契約更新の時の記事で、秋季キャンプは、平田コーチから腰のあたりの高さの打球処理を指導され手応えを掴んでいると書いてありましたが、いかがですか?」(Cさん)平田「尾田の『手応え掴んでる』はあんまり期待できない(笑)」尾田選手は空間認知能力が低めという平田さん。守備の時、左前の打球をよく弾いていたとか。その改善のため、顔を前に向けたまま、自分の視界から出るぐらい横に投げられたボールを捕る練習をしたそうです。平田「これが上手くできたら、もっと守備が上手くなると思います。でも手応えはこれからじゃないですか。これが尾田のポジティブなところですね。ドラポジですよ」特別なプレッシャーを経験した選手たちが、来年は一軍で活躍してくれそうです。(尾関)