月曜日の『CBCラジオ#プラス!』では旬の食材を紹介しています。12月1日の放送では、名古屋市中央卸売市場名古屋青果の安藤さんが「干し柿」をピックアップしました。聞き手は光山雄一朗アナウンサーです。干し柿の特徴と種類干し柿は渋柿を乾燥させて作られます。乾燥によって自然と渋が抜け、甘みが増していくとのこと。かつては家の軒先に吊るして作るのが一般的でしたが、最近では皮むきから乾燥まで一貫して工場で行われるケースも増えているそうです。干し柿には大きく2種類あり、水分量が多くとろりとした半熟食感のものは「あんぽ柿」、しっかり乾燥して歯応えのあるものは「ころ柿」と呼ばれます。代表的な品種には「市田柿」「甲州百目」「愛宕柿」「蜂屋柿」があり、産地としては長野県の市田柿や岐阜県の蜂屋柿が有名です。富山県や和歌山県産も広く知られています。 今年の出荷状況干し柿は寒い地域でじっくり干して作られるため、気温の低下が重要です。しかし近年は秋口まで残暑が続くことや、最低気温がなかなか下がらないことから、生産が難しくなってきているといいます。今年も出荷は例年より遅れ気味ですが、これから年末に向けて入荷のピークを迎える見込み。昨年ほどの不作ではないと見られ、量は確保できる予定です。美味しい干し柿の選び方と保管方法安藤さんは、良い干し柿を選ぶポイントとして次の点を挙げました。まず、柔らかさ重視なら「あんぽ柿」、しっかり食感が好きなら「ころ柿」を選びましょう。表面の白い粉がしっかりついていて、黒くなりすぎていないものがおすすめです。シワが多いと表面が硬めなので、好みに合わせて選ぶと良いです。干し柿は常温保管だとすぐに硬くなってしまうため、開封後は早めに食べるのがおすすめです。食べきれない場合は冷凍保存が良いでしょう。簡単アレンジ安藤さんおすすめのアレンジは「干し柿サンド」。ころ柿を半分に切り、タネを取り除いてバターやチーズを挟むだけの手軽さです。安藤さん「干し柿の甘さとバターのしょっぱさのバランスがとても良いと思います」光山も前日に自宅で作ってみたそうで、あんぽ柿で試したところ相性抜群だったとのこと。最初は甘さと塩気がはっきりしていますが、次第に味が馴染んでバランスが良くなり、お酒が進んだと語りました。さらに光山は、調べて美味しそうだと感じた、柿チーズを生ハムで巻いた一品にも挑戦。こちらもお酒に合い、大満足だったようです。光山「干し柿はお酒のつまみに合うようなアレンジ方法があるんだなって、昨日作って感じました」甘いだけではない干し柿の魅力を引き出すアレンジ。簡単につくれるおつまみとして、夜のひとり時間に楽しんでみてはいかがでしょうか?(ランチョンマット先輩)