全国の道に特化したバラエティ番組『道との遭遇』では、道マニアがイチオシの道をご紹介。今回は、“絵葉書に写る隧道”を調査しました。(この記事では道情報だけをまとめてご紹介します)※廃道は危険ですのでむやみに立ち入らないでください。福井県「赤岩トンネル」を大調査!CBCテレビ『道との遭遇』以前、道マニアが絵葉書に「三重?赤岩の隧道」と書かれた隧道を探しに三重県紀北町(きほくちょう)へ行き、それらしき隧道を発見しました。しかし、「福井県勝山市にある『赤岩トンネル』がかつての『赤岩隧道』ではないか」という線が浮上。今回はその真偽を確かめるべく、再調査しました。昭和42年時点の全国の現役のトンネルをまとめた書籍「道路トンネル大鑑」によると、福井県勝山市には2つのトンネルが存在。そのうちの1つ、「赤岩トンネル」に狙いを定め、「明治42年測図、大正5年製版の地形図で確認すると、隧道の記号がある。絵葉書のように水流があり、すぐ横を通る道路沿いに小山があって、その小山を貫く隧道がある。まさに、絵葉書と同じ景色が見られると思う」と道マニア。CBCテレビ『道との遭遇』福井県勝山市の九頭竜川(くずりゅうがわ)に沿う県道168号藤巻下荒井線で目的地へ行ってみると、絵葉書の景色とかなり似ており、線形改良される前の道や古い石積みを発見!線形やすぐ横の石積みの様子などから、「『赤岩トンネル』が絵葉書の隧道の可能性がかなり高い。1986年に改修工事され、名称も『赤岩トンネル』に変わったのでないか」と道マニアは推測します。絵葉書の隧道は、福井県「赤岩トンネル」の前身と判明!CBCテレビ『道との遭遇』明治45年に発行された「大野郡誌(おおのぐんし)」によると、絵葉書に写る「赤岩隧道」は、三重県紀北町ではなく福井県勝山市にある「赤岩トンネル」の前身であることが判明。絵葉書と同じ構図の写真も載っています。「赤岩隧道」が竣工したのは明治25年。当時の県道168号の中で唯一の難所の大工事だったそうで、開削するのに3年の年月を要しました。この隧道が開通したことにより、交通の利便性が向上して地元住民に喜ばれたそう。その後、この場所は景勝地として人々に親しまれるようになったとのことです。9月3日(火)午後11時56分放送CBCテレビ「道との遭遇」より