外で会うよりも、ぐっと距離が近くなる「おうちデート」。リラックスできる反面、「何を持っていけばいい?」「どう過ごせば退屈させない?」と、意外と悩みは尽きないものです。名古屋らしい食のこだわりや、「赤だしか、合わせか」といった些細な会話から見えてくる相手の素顔。ふたりの関係を自然に深めていくための5つのポイントを、婚活のプロに聞きました。①「覚えてくれてたんだ」が嬉しい!手土産の極意「隣の女性」のリアルな本音を伝え、「今」を生きる女性たちを応援したい――。そんな思いからCBCテレビが立ち上げたのが、「me:tone編集部」です。今回は、婚活業界で長く現場を見続けてきたブライダルサロンbouquetの佐藤香織さんに、おうちデートについて話を聞きました。おうちデートで意外と印象に残るのが「手土産」だと佐藤さんはいいます。派手なものではなくていい。大切なのは、“自分の話を覚えてくれていた”と感じられることです。事前のLINEやデートの会話の中で、好きなものをさりげなく拾っておく。それだけで印象はぐっと変わります。me:tone編集部:「お土産って、何を選べばいいか迷いませんか?」佐藤さん:「相手の好みを思い出して選ぶのが一番ですね。“ちゃんと聞いてくれていたんだ”と感じてもらえるので」例えば「甘いものが好き」と言っていたならケーキを。「コーヒーが好き」と言っていたなら、少しこだわった豆を選ぶのもおすすめです。大切なのは金額ではなく、「以前の会話で出た好みを反映させること」。また、当日の食事について事前に軽くすり合わせておくのもポイントだと付け加えます。「~は用意してくれるんだね。ありがとう。じゃあ私はケーキ買っていくね」そんなやり取りがあるだけで、一緒に過ごす時間がすでに始まっているような感覚になるそうです。CBCテレビme:tone編集部②“名古屋の味”で食の価値観をすり合わせる!料理を一緒に作る名古屋のおうちデートで外せないのが「食」。そしてその中でも特におすすめなのが、一緒に料理をする時間です。me:tone編集部:「料理って、ちょっと生活が見える瞬間でもありますよね」佐藤さん:「そうなんです。特に名古屋だと、味噌の好みで盛り上がることも多いですよ」豆味噌、八丁味噌、赤だし。どれを使うか、どんな味が好きか。「実家の味に近いのはどっち?」といった会話が、「結婚後の食卓」を連想させます。そんな話をしながら作る料理は、ただの食事ではなく“価値観のすり合わせ”の時間にもなります。また、買い出しから一緒に行くことで、金銭感覚や選び方も自然と見えてきます。「この人と日常を過ごしたら、こんな感じなんだろうな」そんなイメージがふと浮かぶのも、この時間ならではです。CBCテレビme:tone編集部③「感性」を共有する!ふたりで映画や動画鑑賞ゆったり過ごしたいときは、映画やドラマもぴったりです。ジャンル選びの段階から、相手の感性が見えてくるのも面白いところ。ロマンチックな作品で気持ちを寄せたり、コメディで笑い合ったりする時間が自然な距離を生みます。me:tone編集部:「観終わった後の会話って、けっこう大事ですよね」佐藤さん:「はい。同じものを見てどう感じたかで、価値観が見えてきます」また、名古屋を舞台にした作品を選ぶのもひとつの楽しみ方。共通の場所や話題が増え、会話も自然と広がっていきます。CBCテレビme:tone編集部④「素の表情」を楽しむ!ゲームで深まる信頼関係少し打ち解けてきたら、ゲームもおすすめです。ポイントは「協力できるもの」や「気軽に楽しめるもの」を選ぶこと。協力プレイや対戦ゲームでは、とっさのリアクションや負けたときの態度など、飾らない人柄が表れやすい瞬間があります。me:tone編集部:「ゲームって、性格出ますよね」佐藤さん:「出ますね。負けたときの反応や、相手への気遣いで人柄が分かります」テレビゲームが苦手でも、ボードゲームやカードゲームなら気軽に楽しめます。大人になってからの“人生ゲーム”が、思いがけず盛り上がることもあります。自然な笑顔が見られる時間は、何より距離を縮めてくれます。CBCテレビme:tone編集部⑤「未来」をイメージ!写真から広がるふたりの歩み少し関係が深まってきたら、過去の話を共有する時間も大切です。写真やアルバムは、そのきっかけを自然に作ってくれます。子どもの頃の話、学生時代の思い出、家族のこと。言葉だけでは聞きづらい話も、写真があることでやわらかく伝えられます。me:tone編集部:「写真があると、話しやすさが全然違いますよね」佐藤さん:「そうですね。そこから将来の話にもつながっていくことが多いです」アルバムやスマホの写真を見せ合うことは、お互いのルーツを知ることにつながります。CBCテレビme:tone編集部「ちゃんと伝える」が安心につながる帰った後のLINEやメッセージおうちデートは、帰ったあとまでがひとつの流れです。最後に印象を決めるのが、その後のメッセージ。佐藤さんは、「楽しかった」と「ありがとう」をきちんと言葉にすることが大切だと、はっきり語ります。me:tone編集部:「会ってたから分かるでしょ、じゃダメなんですね」佐藤さん:「そうなんです。人は、相手の気持ちが見えないと不安になるので」「今日は楽しかったね」「気遣ってくれてありがとう」その一言があるだけで、「同じ気持ちで過ごしてくれていたんだ」と安心できます。おうちデートは、特別なイベントではなく、“ふたりの日常の入り口”。名古屋らしい食や会話を楽しみながら、無理をしない関係を築いていくこと。それが、心地よく続いていく恋のかたちなのかもしれません。