身近な健康問題とその改善法を、様々なテーマで紹介する番組『健康カプセル!ゲンキの時間』。メインMCに石丸幹二さん、サブMCは坂下千里子さんです。今回のテーマは「~地方の成功例に学ぶ!~今日からできる高血圧対策」高血圧の人は非常に多く、推定4300万人にものぼるといわれています。そんな高血圧問題から脱却すべく、日本各地でさまざまな取り組みが行われているのだとか。そこで今回は、地方の成功例に学ぶ!今日からできる高血圧対策をご紹介していきます。高血圧の基礎知識<高血圧の原因>高血圧の原因の1つは「塩分の摂り過ぎ」といわれています。日本人の成人が1日に摂る塩分の目標値は、男性が7.5g未満、女性が6.5g未満。しかし、実際の摂取量は目標値を大幅に超えてしまっているのだとか。その原因の一つは、醤油や味噌などを使った日本食に加え、外食やインスタント食品など、塩分の多いものを食べる機会が増えているためと考えられているそうです。<高血圧の症状と健康リスク>先生によると、高血圧は自覚症状がほとんどないそうです。高血圧を放置していると、圧力により血管が傷つきます。すると、その傷を修復しようと血小板や白血球が集まり血管の壁が厚くなって動脈硬化につながるのだとか。結果、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす恐れがあるそうです。<寒暖差による血圧の上昇に注意>正常な血圧の人に比べて高血圧の方は、約4倍脳卒中のリスクが高いといわれています。さらに、冬は寒暖差により急激に血管が収縮して血圧が上昇しやすい時期なので、より一層注意が必要だそうです。国から表彰!長崎県時津町の高血圧対策長崎県時津町は、長崎市の北に位置する人口約3万人の港町。高血圧に関する取り組みが評価され、2020年に厚生労働省とスポーツ庁が主催する「第9回健康寿命をのばそう!アワード」で「厚生労働省健康局長優良賞」を受賞しました。町の取り組みに参加し、高血圧から脱却した方もいらっしゃるそうです。<時津町の高血圧予防の取り組み一例>・減塩食品・調味料を推奨自然に美味しく食べる工夫として、減塩食品・調味料を町民に勧めているそうです。(※時津町では日本高血圧学会減塩委員会減塩食品リスト記載食品を推奨)・減塩食品の試食会を開催400名もの町民を招いて、血圧の勉強会や減塩食品・調味料の試食会を開催。毎回、意見を持ち寄り、熱く議論を交わしているのだとか。その中で、減塩レシピが誕生。レシピが載った冊子を商店に置くなど、町が一体となって減塩に取り組んでいるそうです。今日からできる高血圧対策!時津流減塩のコツCBCテレビ『健康カプセル!ゲンキの時間』(1)「スパイスや薬味で物足りなさをカバーすべし!」コショウや唐辛子、ごま・生姜などのスパイスや薬味でアクセントを加えると、塩分を控えても満足できる味付けになるのだとか。また、先生によると出来上がった料理にどうしても醤油やソースを使いたい場合は、直接かけるのではなくお皿に入れてつけて食べると良いそうです。(2)「食材の下準備で味を染み込ませるべし!」食材の下準備を行う事で、少量の調味料でも出汁が染み込みやすくなり、減塩につながるそうです。~時津町直伝減塩おでんレシピ~この時期にピッタリな時津町おすすめの減塩おでんのレシピをご紹介します。食材の下準備と練り物から出る旨味を最大限に活かす事で、1人前の塩分はわずか1.5gだそうです。<材料(2人分)>・大根80g・板こんにゃく1/4枚・減塩さつま揚げ※2個・厚揚げ1/2丁・卵2個【おでんのつゆ】・おでんの素小さじ1/3強・減塩顆粒だし※小さじ1/3・濃口しょうゆ小さじ1/2・減塩濃口しょうゆ※小さじ1/2・清酒小さじ1・みりん小さじ1・水200~250mL※時津町では日本高血圧学会の減塩食品リスト記載商品を使用しています<作り方>(1)ゆで卵を作る鍋に水と卵を入れ、沸騰したら8分茹で、水にくぐらせ冷まして殻を剥く。(2)大根は皮をむき、1cmの厚さに切り表面に十字の切れ込みを入れる。鍋に米の研ぎ汁と大根を入れて煮る。火が通ったら、ざるに取り水で洗う。(3)板こんにゃくは、両面に格子状の切り込みを入れ半分に切る。鍋に水と切った板こんにゃくを入れ、沸騰したら2分茹でざるに上げる。(4)厚揚げは半分に切る。厚揚げ・減塩さつま揚げに熱湯をかけ、油抜きをする。(5)鍋に【おでんのつゆ】、(1)のゆで卵、(2)の大根、(3)の板こんにゃくを入れ沸騰したら厚揚げを入れて15分煮る。減塩さつま揚げを加えてさらに5分煮る。(6)火を止め、冷まして味を染み込ませて完成。今日からできる高血圧対策!時津町が取り組む「スクエアステップ」時津町では、町民が主体となって公民館などに集まり「スクエアステップ」という運動を行なっているそうです。スクエアステップのやり方は、最初の人がマス目の書かれたマットの上を様々な方向に移動し、後ろの人が最初の人を真似してステップを踏んでいくというもの。元々は、高齢者の転倒予防や認知機能の向上を図るための運動法だそうですが、高血圧対策にも有効なのだとか。先生によると、スクエアステップのような有酸素運動を行うと、血管の内側の内皮細胞から一酸化窒素(NO)が分泌されます。NOには、血流を良くしたり、血管をしなやかにしたりする働きがあるため、高血圧の予防・改善につながるそうです。<ストレス解消も高血圧予防に大切!>ストレスを感じると身体の中からコルチゾールというホルモンが分泌される事が分かっているそうです。コルチゾールは、身体に塩を溜め込む性質があるので高血圧の原因につながってしまうのだとか。時津町の方々のように友人と楽しみながら運動を行うと、ストレスの解消にもつながり高血圧の予防効果が期待できるそうです。(2022年1月9日(日)放送CBCテレビ『健康カプセル!ゲンキの時間』より)